オオナズチ「さて、と。じゃあ後は任せるぞ、クルペッコ君。私はもう寝るからな」
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クルペッコ「オオナズチ国営放送でございます!!!!!」(爆音)
クルペッコは聴衆が呆けている間も、さらに声を張り上げていく。
クルペッコ「えー、この度は、オオナズチ様のご厚意によりまして、この場をお借りして皆様にお伝えしたい事があります!」
オオナズチ「…………」(寝てる)
クルペッコ「えー、何と言いますか、そのですね! 私事で恐縮なのですが、実はこのクルペッコ、かねてより憧れていた方がおりまして――」
オオナズチ「ん? ああ、うん。なんだ?」
クルペッコ「おお、オオナズチ様!! 起きていらしたんですね!? それでは早速ですが、私の想いを伝えさせて頂きたいと思います!」
オオナズチ「いや、ちょっと待ってくれ。今、目が覚めた所だから、まだ頭が働いてないんだ。それにお前さんの声、大きすぎるよ。もう少しボリュームを下げてくれないか?」
クルペッコ「はい、分かりました!……どうですか? これくらいなら大丈夫でしょうか?」
オオナズチ
「うむ、良い感じだな。それで一体、何の話だったかな?」
クルペッコ「はい、それでは改めまして……」 クルペッコ
「私事ですが、私、実は憧れていた方がおりまして…その方とは…」
全員
「?……」
クルペッコ
「ライゼクス様です!」
全員
「えぇぇぇぇ!!?」
オオナズチ
「……zzzzzz……」
クルペッコ
「よって私は、オオナズチを解任すると共にライゼクス様を私達の長として任命し、ライゼクス様に非常時大権を与える事をここに動議を提出します!」
全員
「おぉぉおぉぉぉ!!」
クルペッコ
「それではライゼクス様!スピーチお願いします!」
ライゼクス
「正直、この議会の招集にさいし、出席をためらいました。与えられた大権は危機の消滅した時点で速やかに放棄致します。早速ですが、この権限にのっとり、私は強力な軍隊モンスター同盟軍を創設。増大するハンターの脅威に対抗します!私は平和と善を愛してます。私はモンスター界を愛してます。一刻も早く、世界平和が訪れる事を切に願っております」
クルペッコ
「以上、ライゼクス様のご演説。ライゼクス国営放送でございました!」
全員
「ライゼクス!ライゼクス!ライゼクス!ライゼクス!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています