地球世紀元年（U.C.0001年） モンハン世界の全ての始まり
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……現在、グリニッジ標準時二十三時五十九分を回りました。皆さん、記念すべき大晦日（ニューイヤーズ・イブ）の夜をいかがお過ごしでしょうか？ 今、一つの世界が終わり、新しい世界が生まれようとしています。
生物史上、祖龍の降臨と共に始まった世界。信仰の有無に関わりなく、多くの人々に紀元前と呼ばれていた世界は、あと四時間足らずで終わりを迎えます。原始の闇から2本の足で立ち上がって以来、大海を渡り、空を飛ぶことを覚え、天空へと昇る技術を身につけてきた人類は、今や新しく生まれ変わった世界に再び自らの場所を構築する時代に足を踏み入れました。フロンティアの時代、新世界の扉が全ての生物の前に開かれたのです！
かつて、我々の祖先が新天地を求め、大陸に渡り、文明の灯火をかつての地上にあまねく押し広げたように、新たな地上に新たな灯をともす役割が我々に与えられたのです。地球に生まれ、地球に根づき、世界の常闇に灯をともす開拓者たち。アースノイドと呼ぶべき、選ばれた地球市民たちなのです。
新しい世界には、新しい暦が必要です。万物のかけ橋となるべく、地球熱圏上に設けられた「空飛ぶ」官邸です。新世界の幕開けを告げるのに、これ以上の適地はないでしょう。
ニューイヤーズ・イブであると同時に、ニューワールド・イブでもある今宵、思いは種族や個体の数だけあることでしょう。新たな時代への期待と不安、二千年以上の時を紡いだ旧世紀への惜別……。しかし、私たちは今夜、ひとりな例外もなく歴史の目撃者となるのです。長い生物の歴史において、いまこの瞬間を生きる私たちだけが、新しい世界の幕開けを目の当たりにできるのです。この幸運を分かち合い、去りゆく旧世紀を感謝とともに送り出そうではありませんか。そして、訪れる新しい世界を笑顔で迎え入れましょう。
グッバイ、紀元前！ハロー、地球世紀（U.C.）！ この世界に住まう全ての人達と竜達へ……
私はカティです。このような形で皆さんに語りかける無礼を、どうかお許しください。
私は、かつて竜達を先導した煌黒龍アルバトリオンの血を継ぐ者です。
しかし、これから私がお話しすることは、私の出自とはなんら関係がありません。
今日、私はシュレイド政府の根幹に関わる、ある秘密を知りました。
この世界に住む1人の人間として、私はその秘密をみなさんにお伝えしようと思います。
地球世紀の開闢とともに発布された地球世紀憲章。
シュレイドの礎であり、政策決定の要石たる石碑のことは、みなさんもご存知でありましょう。
九十六年前、首相官邸＜ラプロス＞の中で造られたそれは、直後に起こった爆破テロによって失われたと信じられてきました。
しかし、それは失われてはいなかったのです。
レプリカの石碑がヴェリードの議事堂に飾られる一方で、オリジナルの石碑は永い間隠されてきました。
ご覧頂きたい。
今、私の後ろに映し出されているのが、＜ラプロス＞で造られた本物の地球世紀憲章なのです。
おわかりのことと思います。
本物の地球世紀憲章には、私達が知らない一章が付け加えられていました。
将来、地球と共調した新生物の発生が認められた場合、その者達を優先的に世界運営に参画させることとする……。
『未来』と題されたチャプターには、そのような条文が記されていたのです。
無論、これはニュータイプを指して言ったことではありません。
地球と一心同体となった生物は、その認識力を拡大させ、誤解なく分かり合えるようになる。
黒龍ミラボレアスがニュータイプ論を提唱するのは、この憲章が作られてから40年以上も経っての事です。
『ラプロス事件』とともに葬られたこの一節は、遠い未来に手向けられた祈りでしかなかったはずなのです。
でも、その偶然の一致が、この憲章を呪いに変えてしまいました。
この一節がミラボレアスのニュータイプ論と結び付けられ、竜の解放運動を刺激したらどうなるか。
最初は『ラプロス事件』の真相を語るものでしかなかった石碑は、その時からシュレイド政府を覆しかねない恐怖の的になったのです。
シュレイド政府はその存在を恐れ、石碑を手にした財団と共謀の下、これを『ラプロスの箱』と呼んで封印してきました。
それは悪しき行為であったかもしれませんが、平和を維持するためにはやむない決断でもありました。
しかし、それが制度として受け継がれていった結果、『箱』が持つ本来の意味は失われ、ニュータイプ的なものを忌避する心性だけが根づいていったのです。
竜大戦という悪夢を経て、その心性はシュレイド政府の硬直性そのものになりました。
あと数年のうちにミラボレアスという名と概念も消滅し、ニュータイプ神話も歴史の闇に埋もれてゆくでしょう。
それは、よいのです。
この事実の公表をもってシュレイドを糾弾し、ミラボレアス再興に結びつける意思は毛頭ありません。
そのようなことではないのです。
『ラプロスの箱』とは、人の善意を収めた箱でした。
百年前、私達アースノイドは、善意と共に新しく生まれ変わった地球に踏み出したのです。
良心を慰めるための欺瞞でも、結果に責任を持てない祈りであったとしても、そうせざるをえなかった人達の心に想いを馳せてみてください。
少ない選択肢の中から最善と思われるものを選び取り、後世に一縷の願いを託す。
事の大小の違いはあれ、私達も日々彼らと同じ葛藤を繰り返しています。
『箱』を遺したのも、封印したのも、解放したのも、みんな人が為したこと。
すべて私達ひとりひとりの罪であり、打算であり、破滅にも希望にも転じる可能性なのです。
よりよく在りたい、理不尽を避けたいとする人の想いが、この世界を少しずつでも前進させてきました。
そうして発達した文明を前の地球が支えきれなくなったとき、私達の父祖は世界の再生を行いました。
破滅の謗りを免れぬ行いではありましたが、その根本は万物と地球を生かしたいとする善意なのです。
将来、地球と共調した新生物の発生が認められた場合、その者達を優先的に世界運営に参画させることとする。
紀元前最後の夜、地球世紀憲章の末尾に付け加えられたこの一節も、また限りない善意によって紡がれたものだと言えましょう。
すべては善意から始まりました。
これを善意に帰結させられるか否かは、私達の心持ちひとつです。
私達が変われば、世界も変わります。
ニュータイプにならずとも、私達はひとりひとりいっぴきいっぴきが感じる心を持ち、環境に応じて変化できる力を持ち合わせているのです。
人間と竜の業を否定して、ニュータイプの地平に救いを求めてもなにも始まりません。
不便でも、もどかしくても、血の中から紡ぎ出された善意を繋げてゆくしかない。
必要なものは、すべてこの体の中に備わっているはずなのですから。
かつて、リチャードは言いました。
他人の書いた筋書きに惑わされることなく、内なる神の目でこれから始まる未来を見据えよ、と。
あれから百年近い時を経て、私達は再びスタート地点に立っています。
私の言葉は、私のものでしかありません。
この放送をお聞きの皆さん、どうかご自分の目で真実を見極めて下さい。
そして、百年前の人たちがそうしたように、善意をもって次の百年に想いを馳せていただきたいのです。
私達の中に眠る、可能性という名の神を信じて… 将来、自然と調和した新生物の発生が認められた場合、その者達を優先的に世界運営に参画させる事とする
ニュータイプ！？ >>5
違う、正しくは
将来、森羅万象と調和した新生物の発生が認められた場合、その者達を優先的に世界運営に参画させる事とする
やで シュレイドとはモンハン語で「連合」という意味を持つ単語である >>7
あと他に「評議会」という意味もある
シュレイドはモンハン語で評議会・集団という意味の単語 ラプラスの箱である本物の地球世紀憲章がついに全世界に公表された。
第七章 未来
第十五条
シュレイド連邦は大きな期待と希望を込めて、万物の未来のため、以下の項目を準備するものとする。
1.地球圏外の生物学的な緊急事態に備え、シュレイド連邦は研究と準備を拡充するものとする。
2.将来、将来、森羅万象と調和した新生物の発生が認められた場合、その者達を優先的に世界運営に参画させる事とする。
その正体は、首相官邸「ラプラス」において発表される予定であった地球世紀憲章を記した石碑のオリジナルである。
しかし、それは地球世紀0096年現在ヴェリードにある事で知られるレプリカの石碑とは違い、当時の首相リチャードらによって七章目となる一つの条文が加えられていた。
「未来」と銘打たれたその条文には、地球圏外の生物学的な緊急事態に備えた研究と準備を拡充する項目と、将来、森羅万象と調和した新生物の発生が認められた場合の自治権と庇護を保証する項目が記されていた。
地球世紀開闢以前、地球は環境破壊と資源の枯渇により、爆発的に増え過ぎた生物をもはや支えることができなくなっていた。
そうした地球規模の諸問題を抜本的に解決すべく、世界統一政権たる『シュレイド連邦政府』が発足。反対勢力を圧倒的な軍事力で押し潰しながら、半ば強引に地球再開発政策が開始された。
「箱」に記された「未来」の条文は、龍に対する行為への贖罪として、遠い未来に手向けられたリチャード首相らによる善意の「祈り」の言葉だったのだ。 「箱」に記された「未来」の条文は、アースノイドに対する行為への贖罪として、遠い未来に手向けられたリチャード首相らによる善意の「祈り」の言葉だったのだ。 >>12
違う こっちゾ↓
「箱」に記された「未来」の条文は、難民に対する行為への贖罪として、遠い未来に手向けられたリチャード首相らによる善意の「祈り」の言葉だったのだ。 ポケモンvsモンハン最強ランク
ＳＳＳ
メガレックウザ
ＳＳ
メガミュウツーX、メガミュウツーY
Ｓ＋
メガギャラドス、メガボーマンダ、メガゲンガー、メガオニゴーリ、メガラティアス、メガラティオス、メガディアンシー
Ｓ
メガバンギラス、メガヤドラン、メガメタグロス、メガサーナイト、メガガブリアス、メガフーディン
Ｓ－
メガハガネール、メガジュペッタ、メガスピアー、メガプテラ、メガタブンネ、メガリザードンX、メガリザードンY、メガカメックス、メガフシギバナ、メガエルレイド
Ａ＋
メガボスゴドラ、メガヤミラミ、メガルカリオ、メガサメハダー、メガバクーダ、メガライボルト、メガヘルガー、メガラグラージ、メガバシャーモ、メガジュカイン、メガユキノオー
Ａ
メガチャーレム、メガクチート、メガヘラクロス、メガカイロス、メガピジョット、メガハッサム、メガアブソル
Ａ－
メガチルタリス、メガデンリュウ、メガミミロップ、メガガルーラ
Ｂ＋
アルバトリオン、ミラボレアス、グラン・ミラオス
Ｂ
ダラ・アマデュラ亜種、ムフェト・ジーヴァ
Ｂ－
ダラ・アマデュラ
Ｃ＋
ゴグマジオス、アン・イシュワルダ、百竜ノ淵源ナルハタタヒメ
Ｃ
アマツマガツチ、オストガロア、アトラル・カ、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロト、ナルハタタヒメ
Ｃ－
ゾラ・マグダラオス、ジエン・モーラン亜種、奇しき爀燿のバルファルク
Ｄ＋
アカムトルム、ウカムルバス、シェンガオレン、ジエン・モーラン、ダレン・モーラン、ナバルデウス亜種、イブシマキヒコ
Ｄ
ラオシャンロン(亜種)、ヤマツカミ、ナバルデウス
Ｄ－
極限ラージャン、極限イビルジョー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
