>>180
>ニュートン力学はガリレイの相対性原理を満たし、
高校生が読んだら、勘違いを誘発しやすい表現だな。
ガリレイの相対性原理は、慣性系の乗り換えだけに限定して、慣性力は導入しない。
しかし、ニュートン力学一般は、高校物理でも履修するように、もちろん加速系への乗り換えも頻繁に行う。

ニュートン力学の物理法則はガリレイ変換に対して、式の形を変えないというのを意図しているのは分かる。
だから、「ニュートン力学の物理法則はガリレイ変換に対して共変となる」という言い方をしたほうが勘違いを誘発されにくい。

ついでに言っておくと、マックスウェル方程式のような電磁気の法則についてはガリレイ変換で共変とならないことへの違和感から、
アインシュタインは特殊相対性理論をつくり上げ、それを式で表したローレンツ変換に対してはマックスウェル方程式は共変となる。
ただし、ローレンツ変換に対してニュートン力学は共変とはならないので、
時間や変位を固有時間で微分した四元速度や四元加速度という概念を新たに導入する必要が出てきた。

まあ、以上は重箱の隅を突っつくようなことだからいいとするが。
>>179の「時間が不可逆である」に対するレスが、なぜ相対性原理のうんちくになるのか?
続きを書く用意があるのなら、その意図を明確にしてくれ。