帰途に就く静一は公園のベンチに腰掛け、やがて脳内対話が始まる。しげちゃんがママに変わり、自らの甘えを指摘され激高する。そして最後にしげちゃんに再度ママに会うように命ぜられる。現実のママに拳を挙げて打ち勝ったように見えた静一だが、やはり脳内ママにはコテンパンにやり込められる。しげちゃんにもママにもこれでもかというくらい罵倒され嘲られる。「頭の中のお前(ママ)と話すのはもう飽き飽きだ」というのは読者も同感かもしれない。