>>603
一郎は遺書で「静子とは離婚して以来連絡を取っていない」と記していた。しかし、様々な状況を考慮すると、この記述は虚偽であり、実際には一郎が静子の面倒を見ていたと考える方が自然かもしれない。実際、111話ではあたかも静子といつでも連絡を取れるような口ぶりだった。痴呆の始まった静子をみて、自分に万が一のことがあった場合に静一に連絡が行くよう、連絡先を持たせたのだろう。