>>602を書いた者だけど。

もし万が一誤解があるのだとしたらよくないので一応。

602で
>「地動説」そのものは、この物語では話を作るためのネタでしかない。
作者が書きたいのはもともとが「「知の人・信念の人」対「既成の権力」」の話であって、地動説探求の話を上手くネタに使って(非常に上手く使って)その構図の話を作った、というところだ。

このように書いたが、これは「だからこの作品はダメ作品だ」と言っているのではない。そういう趣旨のことは一切書いていない。
読み終えて残念な点があることは>>600に書いたが(その惜しい点についてはそれ以前にも何度か書いたが)、それをもって作品全体がダメだなどとは全く思っていない。

上記の引用のように書いたのは作品への批判ではない。
言っている内容はつまり、

「そもそもそういう(上記引用で書いた点)作品である。」
「『地動説の描写がおかしい』とあげつらって批判する人は、さして重要でないところを重要だと勘違いしてしまっている状態」
「『[地動説対宗教]にしてしまっている』と批判する人は、それがまさに作者の意図するところ(読者を意図的に誤解させるところも含む)であることを理解できていない」
「要するに、それらのような人は作品の本筋を理解できていない、作品を『読めていない』」

という意見だった。


意見に対する賛否はもちろんどちらでもお任せするが、賛否以前に誤解があってはつまらないので。
まあ普通に読んでもらえれば誤解は生じないとは思うけど、作品を読む時と同様でよく読まずに妙な方向に解釈する人も時にはいるから念のためね。