【おかえりアリス】押見修造 総合 日記 25冊目【血の轍】
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現行作は「おかえりアリス」(別冊少年マガジン連載中)と「血の轍」(ビッグコミックスペリオール連載中)です!
話題は過去作に関するものでもOK!!
押見作品の疑問や解釈を語り合い、皆で押見作品を楽しみましょう!!
作者Twitter:@shuzo_oshimi
「血の轍」公式Twitterコロン:@chinowadachi
【作品リスト】
■スーパーフライ(2001年 単行本『アバンギャルド夢子』に収録)
■真夜中のパラノイアスター (2001年太田出版『コミック焦燥』(絶版)に収録)
■アバンギャルド夢子(2003年、週刊ヤングマガジン、講談社、全1巻)
■スイートプールサイド(2004年、週刊ヤングマガジン→2011年、別冊少年マガジン再掲載、全1巻)
■デビルエクスタシー(2005年 - 2006年、週刊ヤングマガジン→別冊ヤングマガジン、全4巻)
■ユウタイノヴァ(2007年 - 2008年、週刊ヤングマガジン、全2巻、2013年刊行新装版で完結)
■漂流ネットカフェ(2008年 - 2011年、漫画アクション、双葉社、全7巻)
■惡の華(2009年 - 2014年、別冊少年マガジン、講談社、全11巻)
■志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2011年 - 2012年、ぽこぽこ、太田出版、全1巻)
■ぼくは麻理のなか(2012年 - 2016年 、漫画アクション、全9巻)
■ハピネス (2015年 - 2019年、 別冊少年マガジン 、全10巻)
■血の轍(2016年 -、ビックコミックスペリオール、連載中)
■ワルツ(2016年、月刊フィール・ヤング、読み切り)
■日下部さん(2020年、読み切り、webアクション)
■おかえりアリス(2020年 -、 別冊少年マガジン、連載中)
■りり(2021年、読み切り、ヤングマガジン)
前スレ
【おかえりアリス】押見修造 総合 日記 24冊目【血の轍】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1638230476/ 静一の前にあまり人数の多くはない葬式の人の列が過ぎる。
中央に写真の置かれている粗末な柩がある。
写真の顔は男だ。
その写真にはありありとしげちゃんの面影が残っていた。
それは40過ぎになったしげちゃんの写真だった。
――僕は、人殺しではなかったのだ。
僕の殺人は幻影に過ぎなかった。僕の悪夢でしかなかったのだ。
でも結局その写真はしげちゃんのお父さんのものだとわかった。
なんという皮肉だろう。あれから僕はこの傷に触りたくない一心でこの町を避け続けてきたというのに。 血の轍と惡の華の共通点:
・主人公は自分に自信のない、地方の中学男子
・頭のおかしい(本当は苦悩を抱えた?)女に付きまとわれる
・なぜか、めっちゃ美人の同級生の彼女ができる
・しかし主人公は狂女のほうに惹かれ、彼女をないがしろにする
・彼女は無理やり主人公と交わろうとするがかえって気まずくなる
・そして狂女の影響でとんでもないことをしてしまう
・それでもって最後の瞬間にその狂女に突き飛ばされ、第一幕は終了
・第二幕は時間がワープして、めっちゃ陰鬱な感じでスタート
・第一幕でやからしたことが原因で、引っ越ししている
・親族の葬儀をきっかけに、 女性の居場所を知る -->New! 相変わらず陰鬱な展開ばっか描きやがってよお
8000万の借金とかふざけるなだよ >>52
爆撃の時に女の子を見捨てて逃げた奴の話だっけ? 8000万の賠償金は伏線となって後の物語の大きなキーとなる、カモ 吹石の父親と静子が結婚していたりしてな
で、静一と戸籍上の兄妹にw 自分のために生きてくれという一郎に報いるためには過去と対峙して清算するしかないので、
静一が静子を訪ね再会する展開ですね。惡の華と同じっちゃ同じ展開。
最後の表情は、町で偶然静子を見かけたとしたらこんな表情しそうなので、
意識的に避けていた静子の存在を、住所という形で目の当たりにして目を見開いた感じかと。 >「最後に、静子の連絡先を、記しておく」
手紙にはまだこの続きが書かれているはず
押見漫画は少年のアビスと違って波乱万丈のストーリーで読者を惹き付けているわけではないので、今後も淡々と物語が続くと思う >>67
あ、静子の電話番号と住所以外のことも書かれているだろうって意味ね >>37
静子の両親は死んだんじゃなかったかな
生きてたとしても親との関係は極めて希薄だったという設定だった気がする
単行本のオマケに妹の写真が有ったけど親と絶縁状態なら妹にも頼れないだろう
>>50
昔の知り合いというか元クラスメートの木下さん=佐伯さんの親友でもある
春日の祖父の葬式に出ていたくらいなので地元で顔の広い家の子供なのだろう
>>65
面白い 静子の両親については本編では「私はいらない子だった」との発言以外一切記述がないので詳細は不明である。2017年時点ですでに90歳くらいであろうから、もうすでに亡くなっていても不思議ではない。8巻巻末の写真をよく見ると、父親と妹はたれ目であるが、母親と静子は違う。もしかしたら両親は再婚で、静子は母の連れ子なのかもしれない。 悪の華の仲村も
最後は離婚して出ていった母親と
同居することになったので
静子もどうなるかわからん >>72
群馬県桐生市出身…
篠原涼子の正体は歳を15ほど鯖読んだ静子さんだった
そりゃ静一も驚くわ 轍って、父親世代が一郎の生き様に涙するマンガになっちゃった気がする。
実は押見は自分と同世代の読者層を新たに獲得するつもりで描いていたとか・・
まあ、そんなこたあないだろうが。 俺は30代で、70代の親父が去年死んだから割と刺さっとるぞ 静一の手紙の続きに、なぜ静子があんなふうになったのか書かれている 一郎さん亡くなったんだね
うどん好きだったんだよね
合掌 押見の父親って、健在なのか?
一郎のデスマスクが妙にリアル
8000万のために命を縮めたかのような顔立ち
リアル描写だから、悲劇性が増している… 20年ちょいで8000万返済とかバケモンだな
家2軒買えるわ 最初の頃は、まあよく居るような事なかれ主義的なお父さんだったのに
妻と子供が立て続けに起こした事件からは苦労が絶えなかったねえ まぁ静一が殺したみたいなもんだよ
あんな女と結婚してしまった一郎にも遠因がないとは言えないかもしれんが >>78
あそこで光が見えたと思ったらさらに底に行くとはな 面白いのは3巻まで
あとは女の子がかわいいだけの漫画家 >>79
しげるの見舞いの後で一家でうどんを食べに行ったのが「いかだや」。これは実在する店(だった)。5年ほど前まで営業していたが、現在は廃業していて別の家屋が建っている。近所では人気のそば屋だったらしい。ちなみに隣接する場所に現在も「筏屋」があるが、これは京風懐石料理店であり蕎麦屋ではない。 >>84
そう、その通りあの時点では母子には確かに斥力が働いていた。静一は河原で吹石と一緒に頭の中のママを殺害しようとした。静子は鑑別所で、「しげるが清一に見えたから落とした」と静一に知らしめるように証言を行い、静一の未練を断ち切ろうとした。しかし、それらはすべて無に帰した。しげちゃんに言われたように、「ママを頭の中で殺しても本当のことを隠していたら逃げても逃げてもどこにも行けなかった」のである。 過去に起きた悲劇に対して、自らの責任を認めて愚痴も言わず後始末を人生をかけて行い、綺麗に死んでいく。一郎こそ男の中の男だ。涙が止まらない。 三谷さんまだ処女ですか
他所でビッチ修行済み?
連載読んでないのでわからん しげちゃんの年齢について分かったことがある。審判の場で、しげるのことを従兄と呼んでいる。従兄と従弟については、親の年齢は関係なくその二人の間の年で呼び分けられる。したがって、しげちゃんは静一よりも早く生まれたことが分かる。 結局、しげちゃんが夜中に会いに行った理由は分からないままだよね? >>94
そう。遺書めいた物を残して来たが、何故静一に会いに来たのか不明。今後謎解きはあるのか? >>94
高次脳機能障害といえるくらいだったから、会いに行った理由は不明でも仕方がない 今思い返せばしげちゃんの死という意味不明な展開でゴン冷めしたままダラダラ物語が進んでる状態だもんな
そこら辺回収できないまま雑な終わり方しそうだね おっさんになった静一がしげるの幻覚に話しかけてるの見た時はまたかよと思った
もう幻覚やら精神世界はいいっつの しげちゃんつきおとしたのは夢の中だと思い込んでたわけだから精神的におかしな状態で無罪にならなかったのがそもそもおかしい
そうなったのも母親の異常な育て方が影響してたのに悲惨な人生送ってここから大逆転あるのかな? 刑法上は無罪の扱いになったから教護院行きになったのでは。有罪だと少年院 静一が今後結婚したりするとは思えないしどう着地するのかな
母ちゃんがおかしくなった理由と母ちゃんと和解して大団円か >>102
むしろ次話以降静子に連絡をとってしまい、ここから更に地獄のような苦しみを味わう展開に期待 母ちゃんがおかしくなった理由は父ちゃんの手紙に書いてあると信じたいけど、便箋2枚だと無理かな 実はしげるを殺したのは、おばだった
・おばは、後遺症が残ったしげるに絶望
・しげるを長部家まで運んだのは、おば
・しげるに静一を崖まで連れて行くよう
そそのかしたのもおば
・崖から落ちたが軽症だったしげるを
絶命させたのもおば
・吹石が全てをカメラで撮影していた
このくらいのどんでん返しを期待したい お前ら押見先生が「ツカミは良いけど伏線回収できず結末もグダグダで終わる」作家なのは今に始まった話ではないだろ
綺麗に終わったのは夢子くらいだよ お前ら弟がつれてきた嫁に自分の子供が後遺症負わされてさらに甥に殺されたらどうする? 吹石と再会し、恋仲になる→静子に会いに行こうと言われる→静子との過去を精算、完全に決別する→吹石に支えられて静一立ち直る→吹石と幸せな家庭を築いて終わり
もうこれでいいよw 静一と吹石が恋仲になるためには
吹石が、静一(前科者)と同じくらい
人生の落伍者になっているという設定が必要になる
でも、意外と
静一が一郎の手紙を読んで改心
→吹石と再会、結婚
→静子に会い、過去と訣別
→税理士試験合格
→一郎の事務所を承継
なんて結末かもしれない
(普通過ぎてつまらないが…) >>106
デビルエクスタシーは最高の大団円だったろ
読み返すたびに最後で泣く
志乃ちゃんも良い終わり方
時間飛ばしの後日談みたいなのは蛇足 「最後に、静子の連絡先を記しておく」と手紙には書いてあったので、連絡先だけしか書いていないと思うほうが自然だろう。しかし、この静一の驚きようはどうだ。連絡先が余程ショッキングだったのか。精神病院とか、まさか元の桐生市の家にそのまま住んでいるとか。 8000万円か
一郎の姉もさ、弟なんだからもうちょい値切ってもよかろうに
息子のアホぶりだと、大企業に入れるワケでもなし生涯賃金なんて知れてる
息子が赤の他人に頃されたワケじゃなし >>114
静子の姓が変わっててびっくりしたんじゃねぇんかい >>98
しげるが静一に見えたから突き落したと証言した静子と、
幼い頃の静一を突き落したらしげるだった静一の行動原理は同じだから、
それを描きたいためだけに、しげるを引っ張り出し不可解な行動をさせた気もする。
美人な静子や優等生な静一は静一の幻想で、静子や静一の現実の姿が描かれたけれど、
今後、これを展開に絡ませるつもりがあるのかの方が気になるわ。 >>121
静子視点だから静一としげるが醜く見えているのかあれが本来の姿なのか今一よく分からんかった とりあえず8000万をどうやって返したのか知りたい
田舎の戸建てって売っても土地安いからたいした額じゃないよね? >>127
清一の住む家は春日の家と同じく、押見氏の実家の設定となっている。漫画の内容から推察すると、家屋自体の床面積はごく通常程度(100平米)で、土地は玄関前の空き地を考えると80坪くらいだろう。旗竿地のような土地で、あまりいい条件の場所ではない。付近の地価から考えると家屋+土地込みで2000万程度ではないだろうか。 資産売り飛ばして2000万作っても6000万足りない
どっかから6000万借りて、年300万返済する生活を20年続けるとかなら出来なくはないか…?
無担保では無理だから誰かに保証人になってもらうなどして >>130
利子もバカにならないよ、計算に入れとけよwww 次号の予想
葬儀屋と葬式の段取りを決めた静一は、散々逡巡した挙句、一郎から教えられた静子の連絡先へ電話をかける。「もしもし」という声を聞いた一郎の緊張した顔のアップで終了。 静一が事件を起こしたとき
一郎は、まだ40歳前後なので
田舎とはいえキャッシュで
家を立てたとは考えにくい
住宅ローンが残っていた可能性もある
静一の事件の影響もあり
事務所の経営は順調ではなかったはず
8000万円の返済は困難だと思う
顧客の金に手をつけていた可能性がある 単純計算だと
20年で8000万
年に400万
月に約33万
家を2000万で売ったとして
20年で6000万
年に300万
月に25万
借金した場合はやはり月30万くらいになるのか 冴えないおっさん風の一郎だけど実はエリート高給取りだったのか
ソース不明だけど税理士事務所の所長やってるなら高給取りなのも頷ける 押見先生はおそらく拗らせ君だったんだろうけど
育ちが良くて特にトラウマらしいトラウマも無いだろうから闇が感じられないんだよな
一生懸命ダークさを出そうしてるのは分かるんだけど
端的に言って性格良いんだと思う
ウシジマくんの作者みたいな禍々しさ邪悪さがない
インタビューとか読んでも感じない >>137
遠縁まで声かけて工面してもらったりもしたんだろ
一郎の両親(静一の祖父母)とか >>113
確かにザームは綺麗に終わった感があるね
打ち切りとは思えないまとまりの良さだった
押見先生は馬鹿コメディとか短編だと良い仕事すると思う
スイプーとかも悪くない
変に深いものを描こうとするとグダグダになる
長編向きの作家じゃない気がする 青春ラブコメは無理だろうが、エロを効かせた青春思春期マンガを拡大生産して、
気晴らしにお馬鹿コメディや妄想マンガをちょこっと描く方向で行けば、もっと売れた気がする。
惡の華の売れ方からすると需要はあると思うんだが、
押見以外にああいうマンガを描けそうな人が意外に見当たらない。 >>140
人生経験が少ない、そしてあまり物事を深く考えない、いや考えられないんだろ 病院の見舞いに誰も来ていないことから
推測すると、一郎の事務所は個人経営だと思う。
どんな仕事を請け負っていたか知らないが、
今までの取引先は、一郎の死によって
突然連絡がつかなくなり困っているはず。
リスクマネジメントは最低レベルの経営だ。 賠償金の細かい額まで伝えて静一に改めて責任を感じさせる必要ないだろ一郎よ・・・
本当に静一のためを想うなら過去の事件については、解決しているから何も気にするな、連絡も一切取るな、自分の思う人生を過去にとらわれず歩んでほしい
と伝えるだけでいいだろ。
心底静一のことを考えて反省しているんだと思っていたが一郎にはがっかりした >>146
いや、生きていれば、どこかで賠償金について知ることになるかもしれん。
親戚関係と接する時があるかもしれないし、静子と会うつもりならなおさら。
既に解決しているなら、なおさら知らせておくべき。 いやどこかで知ることになったって良くない?
解決してるなら尚更
賠償金関係は済んでるから心配しなくていい、くらいでいいわ >>149
いや、そうは思わない
8000万円の数字は、一郎の歩みや苦労を静一が知るキーワードになる
時給1000円ぐらいなんだろうな、だから作者がパン工場で静一を働かせ8000万円の重みを静一と読者に知らせているのだ >>147
細かいって表現は間違いでしたね、「具体的な金額」がこの場合適当でした
>>148
本人からの手紙で知ることになるのと親戚から知らされるのでは全く意味が違う
大金を払って大変だったことを隠して静一のこれからの人生を想って一人で抱えて死んだという事実が、
静一のことや家族のことについて反省し、心の底から静一の人生を考えていてくれたと伝わる要素になると思う
過去の事件を忘れて生きてほしいと思うなら、俺は大金を賠償金として払ったんだって言う必要は無い
本当に静一のこれからの人生を想っているのか、反省しているのかにも疑問符がついてしまう。俺はこんなに大変だったんだぞってアピールにも見えてしまう。
そんなことは無いと思いたいが、やっぱり具体的な金額を言う必要は全くない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています