巨乳について研究してる人がいて、巨乳の歴史は近代史と言って過言ではないと語ってたな
古代や中世美術を見ても分かる様に、そこに巨乳は少なくむしろ重力により垂れ下がる乳を避ける傾向が見られた
おっぱい好き文化が花開いたとされるルネッサンス(胸空きドレスっていいよね派)も主に授乳を経験しない美しき形を保ったお胸が主眼で、
極端な地域では美しき乳房を守れとばかりに授乳は乳母に任せろ!上流階級のご婦人の胸を守れ運動まであったとか

それが、欧米では戦前頃、日本では戦後欧米化が進むに従って巨乳が持てはやされる様になっていく
ベティ・グレーブル、マリリン・モンロー、ジェーン・マンスフィールド、ベティ・ペイジなどの
セクシーピンナップガールの写真が町中の至る所に張り出される様になった

日本では前田通子(女真珠王の復讐等)などのエロティックサスペンス女優(1950年代〜)とか、
グラビアアイドルの先駆者とも言われるアグネス・ラム(1970年代〜)の出現によって
世の男共に和巨乳ブームが到来したとかなんとかかんとか…

さて、この期間に何が起こったのか?写真を載せる雑誌が増えて写真広告を扱う媒体も増えたせいとも
宗教的にキリスト教系が混乱を極めカトリック系のモラルへの過度な関与が困難になった事で半裸の女性の画像がやたらと増えたとも
医学的な見地の向上で乳の正体が血である事が発見され、他人である乳母の血を与える事は良くないのではないか?自己授乳主義が生まれたせい(主にオランダ)とも言われる
実際、この時期にフランスからカトリック教師が数万人国外追放処分されたり、戦中戦後の荒廃でズレた宗教観を持つアメリカが映像文化を先導する様になったりなどしている

つまり、巨乳啓蒙主義とはプロテスタント的な側面を有しており、さらにそれらはグーテンベルクの活字出版によって押し広げられ、
アメリカによるコロンブス的な巨乳文化の欧州持ち帰りが行われたともいえるのかも知れない
アメリカにおける一千年で一番の発見は何か?というアンケートでもルターの宗教改革と活字出版、アメリカ到達の三つが上げられている
つまり、何が言いたいかというと、アメリカ人は巨乳好き