前にも書いたパターン

長い旅路の末に天竺に到着
4人の前に現れる巨大なムシキ
悟浄「私はおまえを知っているぞ! おまえは斉天大聖なぞではない! 闇に帰れ化け物」
悟空はムシキの中に敢えて飲み込まれ、もがき苦しむ巨体はそのままマグマの中へ…

夕闇の中で悲しむ玄奘に悟空とは誰か問う悟浄
玄奘「何を言ってるんだ ずっとここまで旅をしてきただろう?」
振り返るが壊れかけた石仏がたたずむだけ
八戒「悟空? 悟浄? 私たちは二人で天竺まで来たんですぜ」
その八戒も玄奘の影の中に溶け込み消えていった

玄奘「私は一人で天竺を目指し 一人で旅をしてきたのだろうか?」
うつむく彼の脇には、とても一人では運びきれない数の経典が入ったつづらが積まれていた