>>437
『漣の糸』以降、大きな心境の変化があったという事だろう。
完全顔交換という大きな嘘をついてでも、透世と手を取り合って母娘4人で白糸さん夫妻の住む田舎町へ逃げる計画を実行に移した頃には。
「美しくなければ愛されない」という固定観念と凪の思い出に囚われたままだけれど、それ以外は相当変わっていたのではないか?

でなければ、誘は相変わらず透世を監禁し、女優としての地位を捨てなかったろう。