店長とあきらは、大人と世間知らず少女って人生経験に格段の差があって
で、店長はあきらは「俺のことなんて記憶に埋もれるだろ、それがいいんだ」って
あきらとは、蜃気楼なつかの間の時間だったなあ、と想い出にして胸に埋葬した

冬の一日が終わった時点
「その熱情は俺への恋じゃない、自分に正直になって陸上に戻りなさい、ね(慈父の微笑」
あきら、店長を陸上逃避用に利用し好き好き思い込もうとしていた実態を店長に諭され
強烈な冷や水ぶっかけられる

自分の底の浅さ、それら全てを店長に見透かされていた、その衝撃に茫然とし彷徨った数時間
帰宅して母親に告げたあの一コマね、あのあきらの画はとても良かった
惨めで情けなくて、見抜いた上で「素直になりなさい」って店長から切られてしまった
心細さが表現できてた