【モーニング】山田芳裕 『ヘうげもの』 最期之席
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手紙ですぐ察することができる時点で有楽斎も親友だよなあ
しかしへうげの有楽斎は惰弱嫌味卑劣なところが多いのに、好感がすげえ持てるいいキャラだったわ
最後に家康に思いっきり反感を出すところも 秀頼の詠んだこの歌
和歌の道にひかりをそふる玉津島 神のめぐみもつきぬことのは
これは誰が詠んだ歌なの?
作者はこの歌を詠んだ人を、後の秀頼としたのかなと思ったんだけど・・・ 徳川頼宣の「和歌のうらに 光をそふる 玉津島 はしなき道の 末も頼もし」のパロディかな(今ググってみた) あれは多分作者オリジナル
和歌におけるテンプレみたいな言葉の寄せ集めなんで
それで秀頼の歌道の未熟さを示してるんだと思う
本人も精進しなきゃって自覚してたし >>785
歌そのものはヒットしないですよね〜
>>786
なるほど〜 ありがとうございます >>777
又兵衛はこの漫画において、最も重要な人物です
俺には、作者が自分を又兵衛に移入しているとしか思えないんです
それゆえにそれほど多くは語らない
又兵衛は浮世絵に影響を与えたと思います
その浮世絵は、今の漫画に通じている・・・これが山田史観ではないでしょうか?
漫画の祖としての又兵衛
そう考えると、いかに作者が又兵衛を愛しているのかわかりますし
そこが、作者にとっての、ひょうげものの最大の意義ではないのかなと思います
又兵衛の創作物語が表だって語られないのは
作者には、又兵衛の仕事は俺が継ぐという静かな意志があったのでは?
そして、それが提示されたのが、この漫画です
蚊遣り豚に織部を感じるように
この漫画には又兵衛を感じます >>778
この漫画の風神雷神ネタは凄かったが
それが最終巻のカラーリングにまで繋がってるのを気づかせてくれた>>778も良かった
そういえば元々コミックスの色にもこだわってる漫画だったし 三成にひとこと頼んだと言われた福島が、
豊臣の血を匿う気概を見せてくれたシーンが大好きだ COOL JAPAN「戦国武将〜Sengoku Warlord〜」
BS1 2018年1月28日(日) 午後6:00〜午後6:45
http://www6.nhk.or.jp/cooljapan/
ゲヒ殿は出ないんだろうなあやっぱり >>788
浮世絵に繋がる継承の描写は無いんだよなあ 宗達の絵のよさが理解できずに又兵衛に聞いてたあたりは織部自身も新世代についていけなくなりつつあるようにも見えた 光悦が筆を生業にしている者でないとこの衝撃はわからない的なことは言ってたね。
烏丸光広も似たような反応を示していた。 宗達は理解できてたがな
そしてその織部の求める志向を実現しつつある 宗達が織部の美を、ではなく
織部が宗達の美を、と言う話だろ
織部は宗達の蓮池図を「まだまだ」と言った
そのときの又兵衛、光悦、烏丸は「自分はそうは思わない、これは極まっている」という見方だった 綺麗なモノが好きな貴族の鳥丸や
まだ綺麗な趣味から脱せない光悦(自分でそう言っている)らには、
まだ綺麗に描こうとする心性が残ってしまってる宗達の作品は
特に響いた面があるってことだな。
それはそれで好みの問題にもなる話だろうし。
烏丸の反応は国宝の名作に対する作者の敬意でもあるだろう。
ただ、作中では結局、宗達は織部が目指せという破れ袋の美に追いつかんとして
どうやら追いついたわけで。
結局、蓮池水禽図には留まってはいない。
風神雷神図がその先のさらなる高みにあった。
織部や宗達の視点を持てない人たち(かつての鳥丸、光悦?)が
どう捉えるかはまた別の話として。 >>798
めんどくせえなあんた
「織部助はそう言うが」って発言の意訳だよ 現代人に
「蓮池水禽図と風人雷神図、どっちを部屋に飾りたい?」
つったら、蓮池水禽図の方が多いんじゃないかな?w
理由は 綺麗 だからw
水墨画という手法に安心な権威を感じるから
同様に、現代作家の安い水差し、例えばこんなん
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0309/users/4/7/9/9/yume_gallery-img700x500-15064016779uo64w27580.jpg
と破れ袋とを選ばせても、
前者選ぶだろうしな。
風神雷神や破れ袋ってそんな位置になるもんだろう
皆の目線が及ぶ位置にあるもんじゃない、みたいな >>802
うぜえなあんた
って同じレベルで返して欲しそうにしてるな・・・まあやめとくわ 破れ袋についていけんといった茶々の気持ちはまあ分かる、前衛的過ぎる、渡りゼロの景十だし
大野が「水が漏れぬように漆で閉じました」と言ったら秀頼が「つまらん」と言ったのはちょっと分かるけど >>804
>>798の誤解と決め付けを訂正したのだ。
書いておいて「やめとくわ」っていうのが冷静な大人のレスなら、それを理解できなかったおれがすまなかったが。
なぜあんなレスしたのかはとりあえず言わせてもらう。 利休パンチの前のコマ、中段右って蒲生氏郷だよね?
最期に思い起こすほど織部と深い関わりだっけ? >>808
仲は良かっただろ
死を悼むシーンがちゃんとあったり2人きりって無いけどチョイチョイ一緒に居たし
7巻の表紙の四人、高山は織部視点では生死不明だから唯一の死者が蒲生だし >>808
利休七哲と呼ばれた同士だし関東攻め辺りでは数寄武将の一員としても仲良さげだったやん
その後絶交からの和解もあったし思い出の中に入ってくる一人ではあったんだろう
まあ爺になるまで悪友として付き合った三斎様や有楽と比べると薄く感じるけどさ >>810
>>811
そうか悪友感が無いからどうも影が薄く感じるのか
つってもあのコマに悪友たるはいないけども
蒲生は伊達との関係のが印象深くてなぁ
織部とのやり取り忘れてきてるから読み直そう >>809
幼い秀忠が登場した回で茶杓を折ったのを見て
「ああこらあかん、家康秀忠に睨まれて氏ぬんだな」と思っただけに
終盤で秀忠が数奇の沼にズブズブに入ってたのはなかなか驚きでしたわ 織部がおべんちゃらで褒めた台子を
最後まで使ってたのが微笑ましいな
もしかして織部すらも、天道虫の襖みたく
後から「やっぱ結構いいかも」と思いなおした可能性が? 思い出の中の太閤の笑顔にグっと来た
一番人間くさくて好きだったわ >>814
葵の紋の盆は褒めていたな、弓矢の台子はつまんねだったけど 木下家19代当主・木下崇俊「大坂の陣で殺された豊臣秀頼の遺児が生きていた?」
https://dot.asahi.com/wa/2016011500061.html?page=2
>わが家の言い伝えは、秀頼に関しては触れていません。
>ただ、鹿児島市の木下郷と言われていた集落には、こんな話が残っていたそうです。
>大坂夏の陣が終わると200人以上の集団移住があった。
>移住してきた人々は、どことなく高貴な人たちで、農業や商売をすることもなく、
>飲み食いをしても、その代金を払うこともなかった。
>あとから島津家の者がやって来ては、その分のお代を払っていったことを考えると、
>移住者たちは秀頼とその家臣たちだったのではないか──。 家康の前で切腹しようとしていた織部は実は理力で作った幻影
本体は西国へ逃げていて幻影を作り出していたが、空中浮遊の後
最後の力を振り絞って息絶えて消滅、ぐらいのドラマチックな
終わりにしてほしい>映画版 古田織部 1席〜272席(272話)
織田信長 1席〜21席(21話)
豊臣秀吉 1席〜131席(131話)
松永久秀 1席
千利休 2席〜92席(91話)
おせん 2席〜273席(272話)
中川清秀 2席〜35席(34話)
荒木村重 2席〜41席(40話)
明智光秀 5席〜32席(28話)
織田有楽斎 7席〜273席(267話)
山上宗二 8席〜66席(59話)
高山右近 9席〜218席(210話)
北政所 10席〜271席(262話)
細川忠興 11席〜273席(263話)
細川幽斎 11席〜195席(180話)
加藤景延 11席〜264席(254話)
徳川家康 15席〜273席(259話)
弥助 18席〜34席(17話)
蒲生氏郷 25席〜104席(80話)
上田宗箇 28席〜273席(246話)
天海 30席〜269席(240話)
茶々 33席〜261席(229話)
石田三成 35席〜163席(129話)
加藤清正 39席〜203席(165話)
長谷川等伯 42席〜99席(58話)
丿貫 43席〜61席(19話)
真田幸村 48席〜260席(213話)
伊達政宗 53席〜266席(214話)
福島正則 54席〜264席(211話)
古田重嗣 58席〜264席(207話)
徳川秀忠 63席〜270席(208話)
浦井新兵衛 64席〜263席(200話)
小堀遠州 67席〜272席(205話)
本阿弥光悦 67席〜263席(197話)
前田利家 72席〜137席(66話)
おくに 85席〜239席(154話)
豊臣秀頼 98席〜267席(170話)
岩佐又兵衛 99席〜273席(175話)
柳生宗矩 101席〜272席(172話)
おえい 106席〜273席(168話)
佐竹義宣 113席〜229席(117話)
三浦按針 143席〜269席(127話)
金森宗和 145席〜262席(117話)
大久保長安 159席〜213席(55話)
俵屋宗達 165席〜265席(101話)
織田左門 165席〜265席(101話)
近衛信尹 171席〜229席(59話) 始まりと終わりが1話ずれてるおかげで織部とおせんさんの登場話数というか生きてる間の話数同じなんだな >>819
登場話数しらべたのか
乙(二重の意味で) 登場期間を話数でカウントしてるんでしょ
直接登場しなくても期間にはカウントしてよかろ 彼岸島のハァハァの数を数えてみたぐらいしょーもない調査だな……だがそれがよい
>>819乙 >>819
乙。
褒美として織部の最後のウンコをつかわす。 >>819それがしからも乙
松永久秀は1席だけの登場でストーリーに芯を作った印象だな >>828
織部って終盤に一回休みしてなかったか? >>819の生存中期間で皆勤した可能性があるのはゲヒ殿と信長くらいだろな(1席のみの松永は当然だから除く)
回想とか有りなら両者共皆勤かもしれんが スターウオーズ、ルークが分身の術で最後死ぬところ、空中浮遊で死ぬの麻原彰晃連想したわ 上映中の映画のネタバレしさらすなボケ!糞漏らしながら市ね! 結局宗匠は生き延びたってオチらしいが
あの場で家康らとどういうやり取りがあったのか気になる
乙でない野暮とは分かってるが 織部「(ぱっくり開いたこの腹)金継ぎでお願いし申す(ニヤ」
家康「かすがいで十分でござろう?」 昨日、単行本で初めて最終回を読んだが
いいラストだった。
生きてると明言されてないのに、生きて南方の島に
渡ったとわかるのが面白い。
糞にんにくで笑った、家康の負けということだったのか。
秀吉「笑たら負けよ」 政宗のラスト、やっぱり俺はで歌詞が切れてるな
許可がおりなかったのかしら 雑誌掲載時にはあったか?
担当のつけた柱ではなく? >>841
Dモニ読み直したら、担当の柱っぽくもありつつ、JASRACの許可も取ってた
下の句など蛇足ってことで消したのかな? >>842
許可は単行本でも取ってる。
つまり結局そこは「担当の柱」でしかないってことだね。
それなら「蛇足で消す」とかいう以前に、無くて当然だね。 >>843
電子書籍版の単行本にはJASRAC〜がなかったから気になった次第
もともと編集の柱なのね そもそもJASRACから許可もらえなくなるなんてあるのか? というか、「やっぱりおれは1人じゃない」ならともかく
「やっぱりおれは、菊正宗」なら、これは商標の問題であって
JASRACの出番ではない気がするが 利休が亡くなった後を蛇足と捉える御仁が多いけど、ラストの上田殿の満面の笑みが一番染みたオイラからしたら、
これほど「かの時代の熱」を持つ面々の行く末だけをまとめた番外編が読みたい作品もまた無いんだよなあ…。
実写化の機会に、また山田先生が描いてくれないものだろうか… あのまま腹かっさばいてたら糞ニンニク臭くてたまらんかったろうな
どこまで計画してたんかな?家康が来ることは分からなかったろうし迷惑かけて死んだろ!って感じかな >>846
秀吉が亡くなる手前に「新日本ハウス」ってしっかり入っていた 主人公が実は生きてました ってのは蛇足だったと思うな。 そこまで明確に描いてないから蛇足では全く無いって言いたいわけか 俺はあの場で死んでいたとしても、密かに生き永らえていたとしても、どちらでも納得できちゃうかな 「主人公が生きてるんじゃないか?」って思った二人が琉球まで旅する のは蛇足だったと思うな。 に訂正。 見事に死んで見せて終わりだと甲な締め方になっちゃうからな それしなかったら「ひょうげものめ」の乙な〆ができないので蛇足じゃないです 甲を求める気持ちもわからんではない
しかし、この作品は乙を求めてなんぼなのでね 途中まで集めてて完結したから全部揃えようかと本屋に行ったら20巻後半位しか置いてなくて泣けた
最近は本売れないから人気作以外はどんどん排除されちゃうのね 名案にごつ!
乙侍語りも他メディア化されて注目浴びれば在庫も増えもうす
それまでは電子版にて待つがよろしいかと 好みによるんだろうけど電子書籍好きじゃないんだよね
やっぱり漫画本は紙で読みたいし、集めたい。 老眼のオレは電子書籍一択
好きなだけ旅行に持ち運べるし。 それデカイよな
タブレット持ち歩けば本棚持ち歩くのと同じ
というよりも置くとこなくなったという切羽詰まった事情もある 奈良の某日本酒メーカーが、カレーの伝来は1300年前の
大仏開眼のときに招待されたインド僧がふるまったのが始まりという説に則って
当時手に入ったであろう材料だけ?を使って作った1300年カレーというのが
売られているが、それを食せば少しはカリを食べたような気持ちが味わえるかのう・・・ 正倉院には伝来した漢方薬がたくさん納められていたけど
ほとんど使われてしまっているそうでカレーを作ったんじゃ無理もなさそうw
毒入りの酒を注ぐと色が変わるというサイの角で作った不思議な杯も伝来しているものの
織部みたいに無茶する人がいたようで削り取られて穴があいちゃってる >>867
奈良時代のみならず平安時代に正倉院から薬材の持ち出しの記録があり、宮中などで病気の時に持ち出されたらしい。
サイの角は解熱薬とされていたから、発熱があった時に薬として使われた可能性がある。
家にも昔熱冷ましの常備薬として「サイの角」と言われた物があって、祖母が熱が出た時に削って煎じてたけど
後から調べたらサイの角でなくて、牛の角だった。 職場に叩き上げの81の会長殿がおられ
祖父の四十九日で酔っ払った84の大叔父に延々絡まれた俺には
三斎殿と宗箇殿の元気さと口うるささが伝わってきてまうw 一番めんどくさい爺は誰なんだろうか
やっぱヤッスかな ところでここは次から山田芳裕総合スレにでもなるのかい? 次というかこのスレでこの板では終わりだろう
新連載が明確になれば別だが、懐かし板のスレに合流するのが自然では 実写に期待はないけど実写に絡めて番外編描いてくれたら嬉しい。 書いてくれたらうれしいけど
書かない気がする。
度胸星も、意欲がわかないから続きは書かないみたいだし。
あまりあるより、欠いておるほうが乙 風雲児たちみたいな二時間ドラマとかじゃないか、あるいは舞台化 いまさらアニメをレンタルしてきた
なんかもういろいろ懐かしい…ノブになら斬られてもいいや 「闘茶」はもう行われていないのですか?−0−勝つ自信あります そのうちラノベで陶芸家や茶道とか出るようになるかも? まっとうな茶や陶芸で読めるラノベ書けるなら是非読みたい
奇天烈な茶碗作ったりリアクション芸したり異世界行ったりするのなら読みたくはない 奇天烈な茶碗とリアクション芸って、まんま織部のことだった(´・ω・`) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています