【河部真道】バンデット −偽伝太平記− 第五巻 [無断転載禁止]©2ch.net
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時は鎌倉時代末期。
謎の男・猿との出会いが一人の少年の、そして日本の運命を大きく変えることになる――。
『太平記』の時代を舞台に、
この国を縦横無尽に駆け巡った「悪党」たちの活躍を描く、歴史スペクタクル超大作!!
公式HP 第一話試し読み可
http://morning.moae.jp/lineup/697
前スレ
【河部真道】バンデット −偽伝太平記− 第四巻
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/comic/1502032624/ 一般コミックの同人誌って要は自費出版ってこってすよ 誰も触れてない「斯波家光」を気になってググったら、0件だった
まあ架空人物かもしれないけど、もしかしたら高経の「庶兄」という設定かな? みなもと太郎センセは…『風雲児たち』のスピンオフをコミケで売ってますね… >>164
あんたより河部さんの方が大変ですw
それなら「出資者を募る」とかの方がまだ現実味が ならば、秋山兄弟で日露戦争…江川達也さんがスピリッツで打ち切り食らってましたね… 江川達也と本宮ひろしにはもはや何の期待もしていない >>166
打ち切り作品なら出版社もそんなうるさくはいってこないんじゃね?
萩原一至なんかバスタードの同人誌描いてるし
そんなもんやってる暇があったらさっさと完結させろと思うが >>173>>174
バスタードは実はもう一区切りついてるから今さら連載再開してもアレだそ
まぁまた見たいのは確かだけど >>168
八代吉宗の将軍になるまでを『幸運』で済ませた本とかな
関係者死にまくりで、流石にあれはそれで済ますのはどうにかしてる
ただまあ、どんな勢力が相当の警護がされているであろう当時最高クラスの要人を次々とどうにかしてまで担ぎ上げたんだろうという疑問は残るが バスタードは間が開きすぎて最新刊がブッコフで108円で売られててワロタ >>176
よしながふみ版大奥ではストレートに『吉宗側近による毒殺』て堂々と描いてましたね(^_^;) バンデットって馴染みのない単語もあかんかったのかもしれない
バカボンドも、あれが井上雄彦じゃなかったら、ハァ?でスルーしたかも
はあ、、モーニングつまんない。太平記がややこしいなら、毎週1ページを
朕と廉子の解説コーナーフフ💕的な解説をつけたら済むわけで。。 >>176
本作品では、かなり陰謀を匂わせてた気がしたけど。 後世では、『暗殺』で済ませるところを…一々『いくさ』をガチにやってた時代ナンだな… 吉川英治が好きなんだが「太平記」は詰まらなかった。
というか、誰にも感情移入できないし、展開が頭に入ってこないんだよね。
そして司馬遼太郎の何かのエッセイを読んだのだけど
「太平記を書くと、その作家は精気が衰える」という様なことを書いていた。
自分の解釈では「太平記は三国志や源平・戦国・幕末ものと比較すると
単に登場人物間の利害を巡る私闘であり、理想や大義がある訳ではないから、
書いている内にそれに気付いてしまった作者を萎えさせる」のだと読めた。
三国志や戦国ものは、戦乱を終わらせ民を安んじようという大義があり、
幕末ものは、身分を廃し外国に対抗できる」国を創ろうという大義がある。
源平ものは、開拓農民である武士を荘園貴族の搾取から解放する大義がある。
太平記は単に北条や足利といった徒党の勢力争いであり、善玉(?)とされる
楠正成にしても、大義があるかと言えば、後醍醐天皇の王政復古したいという
もう時代錯誤な妄想に使われているだけなんだよね。
それで国や民がよくなるかは誰も気にしていない。
それが太平記の人気の無さだと思う。 敵味方が入り乱れてよく分からないってのも
イマイチ人気が出ない理由かも 大河ドラマは…片岡鶴太郎と陣内孝則目当てで観ていたな…色物扱いだった両人が〜実力派俳優と見直される転機だったんじゃなかろうか? >>184
そもそも当時の時代の価値観とか思想を作品に反映させるってここ最近の創作でちょっと前まではあくまでも「後の時代の人間が考えた借景的な光景」でたまたまそれがウケただけだからね。
三国志も戦国もガチガチに描けば私欲まる出しの私闘で(特に三国志の場合名士のマウンティングが酷い)ロマンもへったくれもなくなる。 >>184
逆に今はそういう大義を建前にして我丸出しな方が受けると思う
へうげものとかセンゴクとかアオギロとか
バンデットはもう掲載する雑誌を間違えたとしか >>190
それは同感。要は素材として、作家が現代のモラル意識に訴えさせて、
登場人物に好感や共感を持たせる様にアレンジする余地があるかどうかだろうね。
それが太平記はどうも上手くいかないから作家も萎えるし人気も出ないのではと。
「太平記」も江戸時代の講談では楠正成に人気があった訳で、
当時は「民の平和な生活に寄与したからエライ」というモラルが民衆自身になくて
「敢えて劣勢な皇族を助けて奮闘する忠義がエライ」という「忠臣蔵」的価値観や
「負けたから同情」という判官びいきで、現代人とはツボが違ったんだろう。
「太平記」は戦前も人気があった様だけど、これは「尊王=絶対の大義」という
価値観から来ていると思うが、現代人は其処までピンと来ないので受けないのだ。 >>192
モーニングアフタヌーン系列じゃないと
絵柄的にキツイんじゃないかなとは思う
へうげものだってモーニングだし 当時まだ子供だった今川了俊が『太平記』に対して『嘘ばっかり書いてんじゃねーよ!』と〜隠居後に『偽太平記』とか書いちゃうもんな…
此方も『立場が違えば見方も変わる』…の典型みたいですが〜当時ですら、色んな見方があったのね(^_^;)
元の太平記自体、複数作者のリレー方式で…削除改編があからさまみたいですし(^_^;) そういう意味では、悪党を前面に押し出す方針は間違ってなかったと思うんだよね
近年の歴史ファンは、借景を嫌って、時代特有のものを求めてるとこあると思うし >>184
源平はともかく戦国や幕末の大義ってのは、確かに分かりやすいが
その大義ってのが明確になったのが鎌倉室町の頃でしょ
そこすっ飛ばして太平記がウンコみたいなこと言う奴は、ちょっと短絡的じゃね
それに正義や大義よりも個人の感情が強い時代であっても
でもそこには確かに、そこに生きていた人たちにも大きな正義ってものがあったはずなんだがな
とにかく今21世紀の常識では理解しがたい世界なのが中世
織豊時代や江戸時代は今の常識でもある程度理解できる
この一点が大きい
そしてその生きている人たちの常識が大きく変わった時代として見なければならないのに 司馬遼太郎の影響は司馬史観とかいって影響大きいのは実際そうで
近年、「司馬もそう正しくはないよね」ということで「司馬史観」
という言葉がネガティブに使われるようになってきたところで
最近は「司馬史観とかいってネットで歴史知ったような顔するオタクめ!」
という、司馬史観擁護も出てくるようになってw
司馬遼太郎自身は多少は冷めていたようで、坂本龍馬キチガイと化した
武田鉄矢が、司馬に言われた話としてラジオで語っていた話が印象的。
「武田はん、龍馬龍馬言うてたらあきまへんで、あの時代は」
と、坂本龍馬を過大評価してもまずい、ってな話をされたそうな。 >>197
大河でも「真田丸」や「おんな城主直虎」みたく当時のヤバイ部分をTVで視聴できる範囲内で取り入れたりしてるのあるからね。 >>201
司馬も自分が書いてるのは小説なんだけど…と史観呼ばわりに困惑してたってね
まあ、あれだけリアリティ(あくまでもリアルじゃなく)あふれる作品書いてれば多少は仕方なかったのかもね 司馬節は、断片的な資料から彼なりに類推した一つの説に過ぎないのであって、感化されたおっさんたちが「司馬遼の小説にこうある」と史実みたいに振りかざしてたのがアレ。さすがに影響力落ちてきたけど 吉川太閤記はひどいを通り越して笑えてくる
そして書かれた時代を見ていろいろ察する >>206
吉川三国志も今読むと結構キツイ。
逆に山岡荘八先生は一周回って史実に近付いてきたって言うか。
(ガチの勤皇家で荒れ果てた禁裏をみて泣き出す信長とか) 大作だろうが歴史モノだろうが何でもいいから次作描いてくれないかな
売れた漫画家は多作だろ 野球もの描いてくれんかな
プロ野球が16球団に拡張された世界で
四国(愛媛でOK)の弱小新規球団の苦闘とかを描く
意外とスポーツもの合いそうな絵柄なんだよな >>207
吉川英治は時代の空気読んで色々書き散らした作家ではあるからね
辻政信の逃亡幇助したぐらいの問題人物でもあるし
太平記とか、戦後に手がけて、調べてみれば理想と現実のギャップ見て、まあツラかったかもしれんw >>209
モーニングでスポーツものはいくらなんでも枠使い切ってるべ
…
カバディとかわけわからんマイナースポーツなら行けるか? カバディ…昔、吉田戦車さんのマンガでネタになってたな…ネタスポーツとして(^_^;) >>208
そうだな。
デビュー作長編大ヒットだと二作目以降がポシャるので丁度いいかも。
あの絵柄で熱血ラブコメやったらウケるw >>214
女!女!女!って必死な
足利兵崩れを思い出して吹く 光栄は太平記に手を出してないな。
おまけ的にチンギス・ハン4に一部の人物が登場。
あとは、特典武将として登場するくらい。 >>218
正直国取りや領地経営的な要素があまり無いから
ゲームにしにくいのだろうね
個人の力で世の中を動かせるような要素もないから
リコエイションゲームも似合わない
無双系をやるにはキャラがマイナー 足利の末路が…せめて今川が天下盗ってたら…盛られてただろうに…最終的に家康に乗っ取られるだろうけど? 義輝が足利将軍の中で、1番人気ありそう。
『剣豪将軍義輝』も漫画化、舞台化されたし。
河部さんの描く義輝が見たいような見たくないような。 >>222
義昭の馬鹿さ加減が強調されるだけのような いっそ朱全忠とかどうだろうか・・・
石勒と同じ奴隷出身だし、この作者のノリにも合っている筈だ。 超個人的な好みだけど、この作者に宮城谷昌光の初期作品を漫画化してもらえたら俺得
介子推でも長耳でもと言うかそのあたり 気が早いかもしれないが本屋に5巻の注文予約しといた 正成の目の上の縦線なんなんだろと思ってたら
パタリロのバンコランと同じ? 楠みたいにヒリツキたくて死地を放浪する重耳
刺客を歴史の裏に引き吊りこみ闇に消える介子推
マジで読みたい ヤンジャンの戦国漫画にあってバンデットに無かったものは何だろう?あっちも元々メジャーな時代ではないし、作者の画力もソコソコ、物語構成も当初はアレだったからなあ。 戦術とか陣形とか軍師要素取り入れたのが受けていたっぽい
あとあれワンピースだから、大海賊と大将軍って違いだけだから
あれと比べてアレの要素を取り入れる必要ないと思うけども バンデットは誰一人、正義とか人道主義を
かざさないのが良かった >>233
この漫画ではことさら語っていないが、楠は正義を通したということになっているだろう
だから今も皇居前に銅像があるわけで この漫画内だと時の天皇も含めて悪党だよな
天皇に尽くしたから正義を通したって描かれ方でもないし >>233
それは自分も思いました
今の漫画界に蔓延する薄っぺらい感動の押し売りがないのが良かったです >>238
各々が自分の信じる道、正義を通すって感じだな この漫画自体が漫画界における悪党だったのかもしれない 終わったのは残念だがやっぱ最終回好きだわ
「この腹の傷が〜」とか「どう思う?」「半々かな」「楽観的だな」とか台詞がかっけえ
「やっぱもらっときゃ良かったかな」と言いつつそんな気サラサラ感じない最終ページも悪党の極みだわ 歴史の裏側に引き吊り込むは最終回ならではのメタ的発言だが好き E巻には『南北朝キングスメン』も収録して欲しいな… >>195
今川了俊、、あー、なんか思い出せそうで思い出せない
どういったことでこの名前を知ったんだっけか。。
ここのスレでそういう刺激がちょいちょいある
もっと南北朝〜室町期に関心をもっておくんだったorz 今週号も、さあどれから読もうかってとこで止まった
昨夜あDモニでダウンロード障害があったけど
猿と石が暴れたって思うことにする ジパング次週で終わりだしへうげももうすぐ終了
歴史ものが一遍に終わるな >>251
義経の遺骸の真偽の程が不明なのが、信長と秀頼と共通してる
だからこそ、後世にチンギス・カンになったという俗説が普及してる 幸田露伴「運命」の元ネタも明の建文帝伝説からだし遺体が見つからないってのはロマン枠としては美味しい。 いや義経は死ねよとしか……あんなん切られたら治っても歩けんだろ 講談社だもん…いまだに『巨人の星』の呪縛から逃げられ9nineだろうな… NHKBSプレミアムでかんのうのじょうらんやってるわ 楠公が忠義の武士の象徴って、江戸時代以降の国学者による尊王思想に幕末にブーストがかかって帝国陸軍に受け継がれた、というだけで実態はバンデットの方が近いんじゃないかな >>260
フィクションだけど歴史上の人物の呼吸が感じられるのはいいよね そういや、俺が蒼天航路をいいと思ったのが豪放磊落な劉備を見た時だった
それまでたいてい聖人君子のクソつまんねーキャラにされてたので >>247
> 猿と石が暴れたって思うことにする
岩という新キャラが加わってトリオで印度に向かって貧乏旅行するんだぜ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています