ゆいは、相手の言葉から真意を読み取る。この娘に誤魔化しは通用しない。
ホントかウソかで判断するから、常に冗談ばかり言ってるような真意の見えない人間は苦手。

さくら学院を卒業し、これからはベビメタ一本でやっていこうと思ったゆいの気持ちに嘘はない。
ただ、ゆいはパフォーマンスと個性で勝負したかった。
ベビメタを売り込む為の接待営業みたいな仕事が増えたのは、ゆいにとって、とてつもないストレスだった。