ロータリーはもやオワコンなのか?
2021年7月4日 [最新情報]

先日MX-30ロータリーが開発中止になるというニュース紹介したけれど、様々なご意見を頂いた。
その大半が「国沢はマツダが嫌いですね」あるいは「ロータリーが嫌いなんですか?」。
私にゃなぜそうなるのかワカラン!と言いたいところながら、なんとなく解ります。
ちなみに例の日経の記事、誤報だったようだ。この程度のことなど裏取りすればわかること。こらもう日経も終わりですね。

ロータリーに対してネダティブな意見を書いた私なれど、無類のロータリー好きなのはギョウカイでも有名です。ユーノスコスモスやFDの加速たるや奴髪天を突かれるほど。
RX-8はパワーないため少々眠たいものの、ロータリーならではのモーターのように回る気持ちよさは健在で、まぁ楽しいクルマでしたね。

とここへ来てのMX-30ロータリーです。ロータリーを発電機に使うと言うのだけれど、そもそもこれ、ロータリーである必要性全くナシ!むしろデメリットばかり。なぜか?
そもそもロータリーの魅力って唯一無知の回転フィールをおいて他になし!逆に弱点たるや多数。アウディもロータリーレンジエクステンダーを計画していたものの尻尾巻いて逃げ出したほど。その最たるものが熱効率の悪さから来る燃費の悪さです。カーボンフリーを目前に控え、いくら回転フィールに魅力あると言っても燃費悪いのを、許容する言い訳ななりません。
それに一定の回転数で回して発電機にすると車速と回転数が合わず、ロータリーの魅力感じるの、難しいです。つまりロータリーである意味なし!ということであります。