>>684
川崎重工の褐炭由来の水素の試算では
液化には現在輸送する水素のエネルギーの30%ほどのエネルギーが必要となる
これは現地の安いエネルギーで何とかする
将来的には必要エネルギーを20%まで減らせる見込み
日本に到達後冷熱の有効利用で6%ほど回収できるので失うエネルギーはトータルで14%ほどということになる
輸送船は水素で稼働

輸送も含めたコストでは1Nm3あたり
褐炭の燃料費用が2.3円
CCSにかかる費用が2.9円
水素製造にかかる費用が8.5円
水素パイプラインの費用が0.5円
水素液化にかかる費用が9.8円
積み荷基地にかかる費用が3.2円
水素輸送船にかかる費用が2.6円
というわけで船上引渡し時の価格で29.8円ということになる

この中で水素製造より下はすべて日本の技術、製品で、ほとんど日本の企業にお金が入る仕組み
原油や天然ガスの場合は原料が高くて日本の業者に入るお金は少ない