トヨタ/レクサスの車両型式を読み解く
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終戦直後のトヨペットSAに端を発し、トヨタ車の車両型式は基本的に、
エンジン型式記号+シャーシ系統記号+2/3桁の通し番号
で表現されてきました。
当初はどちらの記号もアルファベット一文字で表されていたものが、
時代とともに二文字となり、複雑化していきました。
さらに近年、TNGAアーキテクチャ導入で新しい法則が出現。
それらを紐解いてみたいと思います。
中の人、事情に詳しい人大歓迎。 時系列
1987年
二文字エンジン型式初登場(VZ型)
カムリプロミネント/レクサスES(シャーシ系統:V)
に搭載され、VZV20を名乗る。
1989年
セルシオ/レクサスLS登場
UZ型エンジンが搭載され、UCF10
(この時点では比較対象がなく、型式二文字目の”C”の由来が不明)
1992年
北米向けカムリ(日本名セプター)登場
この際、S型エンジン車がSXV10、VZ型車がVCV10と命名される。
これを以て、シャーシ系統記号がXVと判明、
*Z型(E)にX接頭シャーシの組み合わせは二文字が”C”となる法則が確立。
(Wikipediaにも記載有)
(続) エンジン型式で頭のアルファベット固定よね
地味に見てるから続きはよ 1997年
プリウス登場
NZ型エンジンとモーターを組み合わせ、NHW10型を名乗る。
二文字目の”H”の命名法則が不明。
2001年
エスティマハイブリッド登場
初の純ガソリン/ハイブリッドユニット併設車種。
AZ型ガソリン車=ACR30
AZ型ハイブリッド搭載車=AHR10
ハイブリッド搭載車の通し番号が第一世代に戻ってしまっているが、
それを無視すれば、
*Z型エンジン(ハイブリッド)+X接頭シャーシ=“H”
の法則が判明、
先のプリウスのシャーシ系列は”XW”系となる。
(続)
また明日以降まとめます。今日はここまで (承前)ついでにage
2002年
アルファード登場
MZ型エンジン車=MNH10型
AZ型エンジン車=ANH10型
AZ型ハイブリッド搭載車=ATH10型
型式二文字目”N/T”初登場、シャーシ系統が”XH”ではないことが読み取れる。
(”XH”は事実上の先代モデルたるグランビア/ヨーロッパ向けハイエースの型式)
この時点で既に一文字エンジン型式はほぼ淘汰されていたので、
上記セプターの時の様なシャーシ系統割り出しが不可能。
パッソのWikipediaには初代(2004年)が”AC10型”
という記述があるが、この”A”という接頭記号の出処がハッキリせず、
また後年登場するモデルの型式から類推するに、
”Z”ではないかと私は考える。(後述)
これについては中の人待ち、またここではこの先の世代のシャーシ系統の
接頭記号を”Z”として展開させる。
アルファードシリーズのシャーシ系統=“ZH”
*Z型エンジン+Z接頭シャーシ=“N”
*Z型エンジン(ハイブリッド)+Z接頭シャーシ=“T”
(まだまだ続) 2003年
TR/GR型エンジン登場
クラウン(シャーシ系統”S”)は順当にGRSを名乗る。
*R型+X接頭シャーシの初出がハッキリしないが、
2006年のカムリ(XV40型)北米仕様のGR搭載車がGSV、
LS(XF40型)のUR(hy)搭載車がUVF
よって(以下エンジン=Eg.、ハイブリッド=hy、シャーシ=Chs.と略す)
*R型Eg.+X接頭Chs.=S
*R型Eg.(hy)+X接頭Chs.=V
の法則が成立。
また、更に下って2/3代目アルファード(ZH20/30型)より
GR型Eg.=GGH20/30
AR型Eg.=AGH30
AR型Eg.(hy)=AYH30
*R型Eg.+Z接頭Chs.=G
*R型Eg.(hy)+Z接頭Chs.=Y
が成立。
(続) 2011年
アクア登場(この辺りからややこしくなる)
型式はNHP10、搭載PUはNZ型hyにつき、XP系シャーシとなる。
ところが、XP10というは1999年の初代ヴィッツに適用されている。
(SCP10=SZ型Eg.+XP系Chs.)
同年、4代目レクサスGS登場。
デビュー以来、クラウン系列を示すS系シャーシを名乗ってきたが、
ここから離れ、”L10型”が与えられた。
(御存知の通りこの代もプラットフォームはクラウン共通)
元々L系シャーシは遥か昔、1978年のターセル/コルサに端を発するもの。
(補足)型式二文字目の法則
*R型Eg.(hy)+一文字Chs.=W
少し遡って2009年のレクサスCTはZR型Eg.(hy)を携えてZWA10を名乗り、
“A10型”ということになる。
A系はFR時代のセリカ/カリーナ、その流れを汲むスープラの系統。
これらのことから、トヨタはレクサスブランドのシャーシ系列を
切り離そうとしているのでは?という気がします。
一旦手を止めます。 (承前)
2017年
カムリ(XV70)
TNGA初適用
A25A型Eg.(hy)搭載車=AXVH70
A25A型Eg.搭載車(海外向け)=AXVA70
ダイナミックフォースエンジン(以下、DFE)搭載車
エンジン型式内の数字(排気量(L*10)の概数)をシャーシ系列で置換
hy搭載車は末尾記号を”H”とする。
RAV4(XA系Chs.)
M20A型Eg.搭載車=MXAA54
A25A型Eg.(hy)搭載車=AXAH54
(いずれも2WD車の通し番号は52)
いずれも矛盾なく成立。
折よく登場したPHV仕様は
A25A型Eg.搭載車=AXAP54
で、末尾記号”P”となる。
なお、プリウスは標準型、PHVともZVW50で、
型式上の区別はなされていない。
(続) 2018年
クラウン(S220系)
AR型Eg.搭載車=ARS220
GR型Eg.(hy)搭載車=GWS220
ここまでは従前通り
A25A型Eg.(hy)搭載車=AZSH20
Chs.系統が”ZS”になり、通し番号の百の位の”2”が消えた。
カローラシリーズ(E210系)
当初日本市場向けには*R型Eg.のみだったが、
先ごろ限定車の形でDFE搭載車が登場
(余談だが、国交省に型式届出をして認証を受けていることから、遠かれ近かれカタログモデルに登用されるのは間違いない)
M20A型Eg.搭載車=MZEA12
こちらもChs.系統記号に”Z”が付いて、”2”が消えた。
(“ZE”系統はかつてのウィッシュの系統記号)
(続) 2020年
ヤリス(XP210系)
’60年代のパブリカに与えられた”P”系統は、スターレットを経て1999年にヴィッツと改められた際、”XP”となった。(XP10型)
数多くの派生車とXP系統を共有したため、3代目ヴィッツはXP130型まで通し番号が進んでいた。
このほど登場した当代は210まで進み、
KR型Eg.=KSP210
M15A型Eg.=MXPA10
M15A型Eg.(hy)=MXPH10
“XP”がそのままに、”2”のみ消えた。
これらをまとめると、次のような法則が考えられる。
3桁通し番号は百の位を消す方針?
一文字シャーシ系統は(空白を埋めるために)”Z”を付加する?
(仮定の話)
一文字系統が世代を重ねて3桁に迫った際、数字を2桁のまま、
百の位の”1”の代わりとして頭に“X”を付けようとしたのでは?
ex:カローラE100系→XE00
(”00”-ゼロゼロ- という通し番号を看過するかという疑問は残るが)
同様に、200の代わりの接頭”Z”
ex:クラウンS220系→ZS20、カローラE210系→ZE10
これが当代クラウン、カローラの型式に表出した可能性が考えられる。
先にアルファード以降の新しいChs.接頭記号が”Z”だと考えたのは、これに基づく予想である。
(仮定の話、以上)
まだまだ話のネタは尽きません。 本日のお題
接頭記号を付加された各シャーシ系統の連続/非連続性
ビスタ/カムリのV〜XV、パブリカ〜ヤリスのP〜XPのように、
時代が下るとともに大きくなった通し番号をリセットする(ように見える)べく
接頭記号を付加するもの、
H(ハイエース)→XH(欧州向けハイエース/グランビア)→ZH(アルファード)
のように、派生あるいは変異した際に接頭記号が変わるものがある。
上記の、一文字系列Chs.をTNGAの新しい型式法則に適用する際に
”Z”(現時点で採用例はないが、”X”も有り得る)で埋めると考える理由の一つでもある。
一方、W(MR2)→XW(プリウス)や
X(マークII/X)→XX(アバロン)→ZX(C-HR)など、
脈絡が見えない割り当てがあるのも事実。 セルシオ/LSの”XF” - Fを割り当てた理由
ビスタ登場の折に”V”、パブリカに”P”、分かりやすい系統割り当てがある一方、
イニシャル”C”の車名がかつて多用された割にChs.系統記号”C”は存在しない。
I,O,Qも存在が確認されなかったが、これは数字との混同避けだろう。
(XC,ZCは存在する)
「レクサス」という新規ブランドを立ち上げてまで欧米の最高級オーナードリブンカー市場に打って出たLS/セルシオ。
完全なブランニューモデル故に新たなシャーシ系統を割り当てる必要があった。しかし1980年代には上記C,I,O,Qを除いて一文字系統は払底。
ならば二文字にしよう。”X”に続く記号は何にする?
X系のデビューならば”A”?Lexus、あるいはLSから”L”?
クラウンの上級進化と考えれば”S”(セダン型のS?)も良いかもしれない。
結果としては御存知の通り”XF”となった。
「セグメント」の概念がいつ頃から広まったかは分からないが、ヨーロッパ風に分類するならば、LSはM-B Sクラス、BMW 7、アウディ A8と並んで「Fセグメント」に属する。
Aから順に記号を割り当てた結果とも、”Full-Size”のイニシャルとも言われているが、ここからChs.系統として”F”を採用したという考えはこじつけ過ぎだろうか? さて、それならば無印”F”Chs.は何だったのか。紐解くと奇妙な事実が浮かんできた。
1967年発売の2000GT、M型Eg.を搭載し、MF10を名乗った。
しかしもう一車種、今でも人々を惹きつける和製グランドツアラーとは正反対の、クルマ好きでも知る人は少ないであろうトラック(多目的車両と呼ぶ方が近いか)が”F”の名を与えられていた。
Kijang=KF10〜
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3
東南アジアはじめ新興国用に開発された車両。
特に初期は半完成のシャーシに現地の実情に合わせて各地のコーチビルダーでトラックからバスまで様々に仕立てられた。
正反対の車種だから違える筈がない?互いのエンジンを載せ替えられる筈がないから被っても大丈夫?
キジャンが流通し始めた頃、2000GT生産終了から高々10年弱。系統記号の空きは少なくなりつつあっても、ゼロではありません。
如何なる経緯があったか知る由もありませんが、トヨタらしくない、些か乱暴な出来事に感じる次第。 >>6
>*R型+X接頭シャーシの初出がハッキリしないが、
2006年のカムリ(XV40型)北米仕様のGR搭載車がGSV、
うろ覚えだけど2005年にレクサス開業した後に出た2代目IS(日本での初代はアルテッツァ)が
GSE2#(エンジンはGR系)
って言われてた様な
あとパッソはダイハツ文法の型式な気がします(トヨタ車の型式規則ではないのでは、という意味)
個人的にはC-HRのAWD仕様が15ではなくいきなり50型になっていて驚いた覚えがあります >>8
>なお、プリウスは標準型、PHVともZVW50で、
すべて本の縮刷カタログより
非PHV
ニッケル水素電池仕様が
DAA-ZVW50(FF)
DAA-ZVW55(E-Four)
リチウムイオン電池仕様が
DAA-ZVW51
PHVが
DLA-ZVW52(リチウムイオン電池)
となっていて、バッテリーの種類や容量で末尾の数字が変わる様です
(同系エンジンの数字違いや駆動方式、4WSやエアサスの有無等と同様) >>15の補足です
海外で初代ISとして売られたアルテッツァは
3S系がSXE1#
1G系がGXE1#
になってましたね
個人的には
1文字アルファベットのは1周目の〇
LSやISのX付きのは2周目の〇
アルファードやNXみたいにR世代のエンジンで2文字目がGになるのは3周目の〇
と勝手に呼んでいますが
LFA(型式LFA10)のFは何周目なんでしょうね
1LRを積んで型式がLFAになる様にした、と何処かで見た記憶があるのですが >>15-17 さん
暫く調査が滞っていました。
情報、ご意見感謝します。
*R型Eg.+X接頭Chs.
確かに第2世代ISが先でした。
アルテッツァ/ISはXE系統で当代まで続いてますね。
パッソは現行3代目はダイハツ主導開発で、型式もダイハツ様式ですが、
先代まではトヨタとダイハツ(ブーン)で型式が別物になっていました。
C-HRの件は見落としてました。
2代目セリカの最終期にセミトレ式リアサスが設定されて番号が進んだ(A40→A50)、
というような例はありますが、上の桁が、それも1から一気に5まで
進むというのはどういうことなのか…。
プリウス標準車とPHVについて
今まで上のアルファベットの方に主眼を置いていて、
数字の方の考察が疎かだったのは否めません。ごめんなさい。
確かにそうでしたね、百/十の位で世代、一の位(枝番と言えば良いかな?)
で各仕様割り振り、と。
何しろシャーシとエンジンの組み合わせを調べるだけで手一杯でしたもので。
追々ここも考察しますか。
(続) LFAの型式
実はこれ、私も一番頭を悩ませてる謎なんです。
開発した棚橋氏曰く、車両型式そのものを”LFA”にしたくて、
エンジンを”LR型”にしたそうですが、じゃあ二文字目の”F”はどこから来たんだ、
シャーシの接頭記号はどうなんだ…?という件ですね。
>>7 で提示した、トヨタとレクサスのシャーシ系統切り離し説、
(もう少し詳しい話を今纏めているところ)
>>11 の系統連続性についてのネタは、これを解明するための前振りだったわけです。
でもまだ証拠が足りません。
A系シャーシといえばセリカ〜スープラです。確かにスープラの究極進化型として
何らかの接頭記号を付けたA系を名乗る。
公式には“Lexus Future Advance”のイニシャルを車名に戴くわけですが、
車名/型式名末尾”A”は必然、逆に”Advance”が後付けだったのではないか?
とさえ思えてくるんです。 >>19
LFAはLEXUS F APEX(レクサスFの頂点)の略なんだ、というのも何かの本で見た記憶もあるので、
そういう見方だとまさに名は体をあらわす、ではありますね
で、何周目の記号なのか?
完全にただの想像ですが、案外近くて4周目くらいかもなぁ、とも思います
そう考える理由は以下です
R世代の純ガソリンエンジンを積んだ車の型式で見ていくと
1周目 ARS220(クラウン)
2周目 ASE30 (IS)
3周目 AGZ10 (NX)
…の様に
アルファベット2文字目に注目すると
R、S、G…
Gから近いアルファベットで言うと
HとKはハイブリッドに採用済
Iはたぶん誤読対策
Jはたぶん使うとしてもしばらく後かなと
一方で
Dはディーゼルに採用済
EはたぶんEVでしょう
というわけで4周目くらいかなと思うわけです
もちろん中の人じゃないし根拠も十分でもないし、
LFAの次期モデルの報も今のところない様だし、
もし作るとしてダイナミックフォースエンジンを載せるとなればたぶんLFA20、とかにはならないだろうし…というのはありますが レスの流れでダイナミックフォースエンジンについて
例えば
M20A-FXS
ハイフン以降は従来のと同じなので一旦割愛しますが
数字部分は排気量(20だと2リッター)
後ろのAは世代というかバージョンをあらわすんだそうですが
前のMはどうなのか?
記憶では
カムリのA25A
LSのV35A
UXのM20A
ヤリスのM15A
…という順序だったでしょうか
カムリ→LSの時点では
Aが直4(横置き時に後方排気)
VがV6
…かなと思っていたのですが
UXのM20は直4(横置き時に後方排気)
でした
出る前はM系はダウンサイジングターボも視野に入れた前方排気だと思っていたんですがね
(やっぱりタービン冷却には後方排気だと不利なので)
で、ヤリスの直3がM15だ、というので一つ500ccのモジュラなのかと考えた次第です
(1リッターの2気筒とか3リッター、4リッターのマルチシリンダーを作るつもりかはわからないですが) >>14のリンクから色々見てきました。ありがとうございます。
パッソは確かに2世代目まではトヨタ式の型式ですね。3周目のCの様です。
あのコンポーネンツを使った2代目Bb(日本向け)はダイハツ式の型式だし、86やスープラの現行も型式はトヨタのそれとは違うので、パッソも初代からそうなのだろうと勝手に思ってました。
しかし初代が10系で2代目が30系とは。20系は他地域向けか、実は当時のダイハツ向けの仕様か…そこまでは現時点ではわかりかねます。 そこを踏まえた上で
>>20のLFAのFが4周目なのでは、という説の続きです。
'90年代はじめの頃でいうと、2周目のアルファベットを使ったものは、セルシオ(LS)、エスティマ、ウィンダム初代(ES)とセプター(ワイド版カムリ)あたりでしょうか
(尤も当時は新規の記号自体があまりなかった気もしますが…ソアラ以来くらいでしょうか)
実はセラがEXY10で、2周目だった、というのはずいぶん後に気付きました。
で、3周目がC-HRやNXなどに先駆けてアルファードやパッソがあったんだな、という認識です。
当時まだ、2周目のアルファベットはそこそこ空きはあったと思います(実際RCは2周目のCだし)
何を言いたいかというと、新規の車で、割と早めに次の周のアルファベットを割り当てることもあって、それがLFAだったんじゃないかな、という話です。 意外と>>5で触れられた、パッソの初代のAC10系のA、中の人の書き込みだったのかもしれないですね。
或いは数多ある車のカタログを穴があく程見てれば
一文字型式のエンジン+3周目の型式の車種
の車があるかもしれません。
ここら辺は3周目の車種にダイナミックフォースのエンジンが載ればわかる日が来るでしょう。 >>10
>3桁通し番号は百の位を消す方針?
ハイエースやランドクルーザーみたいにひと世代で100増える様なのもあるのでそこまではやらない気がします。
(ハイエースはボディのサイズや形、用途別の段階で10の桁も使っている様ですし)
なので単なる数え直し
(クラウンで言えばそのうち〇ZS〇100もあり得るという意味←そんな時代までエンジンを使うクラウンが存在するのかは別にして)
なのではないか、と思っています。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています