2018年07月25日
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/23596679.html

TOYOTA、「スープラ」試作車の走行を英国で初披露
−「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で直列6気筒のサウンドが響く−

Q これが5世代目の「スープラ」となるので、スープラファンに知ってほしい5つのことを教えていただけますか。

多田
まず初めに、今までの「スープラ」は全て直列6気筒エンジンを搭載していました。新型でももちろん搭載します。
2つ目に、歴代「スープラ」は全てFRでした。これも継承します。
3つ目は、デザイン。A80(4代目「スープラ」)からヒントを得て、もちろん同じではありませんが、その要素を取り入れたことで、新型をぱっと見て「スープラ」だと分かるデザインにしました。
4つ目は、各世代を振り返ると、それぞれの時代で存在感を見せつけてきました。新型でもそれを実現したいと思っています。来年発売されたら、このクラスで一番fun-to-driveなクルマになると信じています。

現在、自動車業界では自動運転や電動化やAIが話題の中心です。規制が厳しくなることで、エモーショナルなクルマをつくることがどんどん難しくなっています。
ですから、5つ目としては、新型「スープラ」が純粋なガソリンエンジンによる官能的な音を楽しめる最後のトヨタ車になるのではないかと思っています。
以上が私の5つのポイントです。久々の発売となる「スープラ」をみなさんに楽しんでいただきたいと思っています。そして30年後に再会して、どんなにいいクルマだったか話しあえるといいですね。