ベンツ、販売伸び悩み高級車のプライドを捨て大バーゲンセール開始!

排気ガス不正疑惑で問題となったベンツが(日本での正式名称はメルセデスベンツ)過剰在庫を抱えたのだろう。

大バーゲンセールを行っている。

驚くべきは値下がり額! 例えばベンツの公式Webサイトで360万円と表示されている『B180』
という車種の売り物を探すと、走行9kmという実質的な新車で272万円。

何とナンバーが付いただけで90万円くらい安く買える。しかもこのクルマ、メルセデスベンツ日本の正規ディーラーの展示車。
その他、正規ディーラーが在庫をかかえきれなくなってオークションに出すケースも続出しており、
普通の中古車屋さんであれば”ほぼ新車”が228万円程度で大量に流通している。

140万円安いのだから驚く。

もちろん大バーゲンセールはB180だけに限らない。一昔前なら憧れの人気車『C200d』も正規ディーラーの”ほぼ新車”で398万円。

正価575万円ということを考えれば実質的な値落ちは強烈。前述の通りオークションで普通の中古車屋さんに流れた
C200dなら359万円という衝撃的なプライスになってしまう。

高額車だって例外でない。675万円の『E200』を中古車検索サイトで探せば、500万円を切る売り物が少なからずヒットする。
さらに深刻なのはベンツのフラッグシップであるSクラス。

1076万円する『Sクラス S300 h ラグジュアリーパッケージ』の走行800kmで738万円! 350万円もの値落ちだ。

なぜ投げ売り状態になっているのか? 大きな要因の一つが日本での販売戦略で大きなミスをしたことだと思う。

台数を稼ぐため安価なベースモデルをたくさん売ろうとした結果、利益率の多い高額車のイメージを落としてしまった。
驚くことに今年1〜6月の販売台数で韓国に負けたほど。前代未聞である。
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