>>91 >>92
発電には『同時同量の原則』というのがあります。それは発電量と消費量を常に同じになるように出力制御するという意味です。
もし発電量と消費量の間に大きな差がある状態が続くと、50Hzまたは60Hzの周波数が大きく変動してしまうことになり、最悪の場合は、その周波数変動により消費側の機器が一斉に停止し、さらに発電量と消費量の差が大きくなり、大停電となってしまうのです

https://www.miraikan.jst.go.jp/sp/case311/home/docs/energy/1106031818/index.html
では、予測と電気使用量がずれるとどうなるのでしょう?
使う量が増えると、発電機がまわりにくくなり、回転は遅くなります(周波数が50Hz・60Hzより低くなってしまう)。
反対に電気をつくりすぎると、軽い力でまわるようになり、回転が速くなります(周波数が50Hz・60Hzより高くなってしまう)。
火力発電所は回転数を監視し、いつも同じ回転数になるように燃料を調整します。調整には30分から1時間ほどかかります。