【東証1部 株式ランキング>】日産自動車が「予想配当利回り」でTOPに 
              配当増額や株価下落が影響(ZUU Online)
                           2017/10/24
https://zuuonline.com/archives/178240
                     
10月16〜20日の東京株式市場は続伸した。日経平均株価は週明け23日に
一時2万1700円台を付けており、目先的には2万2000円台を視野に入れる
可能性もでてきた。22日投開票の衆院選で与党が大勝したことで、株式
市場では引き続き「景気を刺激する経済政策」への期待感が先行してい
るようだ。

それでは、今回は東証1部の「予想配当利回り」ランキングを見てみよう。

(1)日産自動車 <7201> 1085円 2018/03 53円 4.88%
(2)フィールズ <2767> 1104円 2018/03 50円 4.53%
(3)京都きもの友禅 <7615> 934円 2018/03 42円 4.50%
(4)あおぞら銀行 <8304> 4330円 2018/03 184円 4.25%
(5)ウェルネット <2428> 1192円 2018/06 50円 4.19%

日産自動車は自動車メーカー大手。フランスのルノーとアライアンスを
形成しているほか、三菱自動車工業の筆頭株主でもある。

日産自動車は配当利回りの高い銘柄として知られている。同社は年間配
当額を毎年増額しており、2018年3月期については1株につき53円を予定
している。

ただ、最近は完成車の検査を無資格者が行っていたことが発覚し、100万台
以上のリコールを発表した。その発表後も、無資格者が検査を続けている
実態が明るみになり、国内向けの車両の出荷、販売を全て停止することを
決めた。こうした不祥事を背景に株価が軟化したことで、配当利回りが高
めになっている点は注意しておきたい。