原発の5倍以上のコスト

しかも良く言われるように風力と太陽光は天気しだいで発電できなくなるので、原発の代わりにはなりません。

原発は80%の設備利用率があるのに対し、風力は20%から30%に過ぎません。

設備利用率とは365日を定格出力で発電したのと比べて、何%発電できたかを表す数字です。


稼働率という数字もありますが、稼動していても発電量はゼロかも知れないので、専門家は稼働率を使いません。

つまり風力発電の実質的な稼働率は原発の4分の1なので、1年間に同じ電力を発電するには、原発4千億円に対して洋上風力は4兆円から6兆円の建設費用が掛かります。

福島の浮上式発電は実験用なので、実用化すれば仮に半額のコストになるとしても原発の5倍から7倍の建設費です。