電池寿命に不安。電気自動車の中古価格が暴落中
https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20170707-00073002/


日産リーフの中古車価格が激しく下落している。
新車時に325万円した2016年モデルの自動ブレーキ付きモデルすら
110万円台で購入可能という状況。
日本の量販自動車で最も激しい価格下落を記録中である。

ちなみにトヨタはバッテリー寿命に問題を抱えていた初期型のプリウスに対し、
バッテリーの生涯補償を打ち出した。生涯補償の対象にならない初期型以外のモデルは
クルマの寿命くらい長持ちするようになった上、
交換用バッテリー価格を低く抑え、15万円以下で新品に交換できる。

同じ時期にハイブリッドを発売したホンダも当然ながらバッテリーは
交換しなければならないが、生涯補償どころか、初期型インサイトを買った人の大半が、
驚くほど高額のバッテリー交換費用を迫られることになったほど。
むしろ日産やホンダが普通で
トヨタだけダントツに顧客のことを考えているのかもしれない。

初期型リーフと中期型リーフの2台を買った私の場合、現状では新型を買う気にならない。
現行リーフに乗っている多くのユーザーも同じ気分だろう。
確実に性能が落ちていく愛車に乗っていると、日産から捨てられた気分になるからだ。
だからこそ現行リーフの中古車価格の低迷は止まらない。
新車を買った人が3年後に下取りに出したなら、査定額の低さに驚くだろう。