新型イヴォークにも現行と同じく、D8プラットフォームが採用されます。

D8プラットフォームは、現行のイヴォークやディスカバリー・スポーツ、そしてジャガー・E-Paceに使われているものです。

このプラットフォームは、フォードのDセグメント用プラットフォームである「EUDC」をベースに開発されました。
そのEUDCが登場したのは2006年、もう10年も前のことです。
しかもEUDCのベースとなった「フォードC1プラットフォーム」は、2003年に開発されたものだったりします。

D8プラットフォームは、EUDCを大規模にモディファイしたものです。
そして元が古いだけに、EVやプラグインハイブリッドなど、パワートレインの電動化に対応できないという問題を抱えています。
フルハイブリッドもダメですし、マイルドハイブリッドすら厳しいと言われているのです。

新型イヴォークをいつまで生産するのかは不明ですが、厳しくなる一方の燃費・排ガス規制に、JLR(ジャガー・ランドローバー・グループ)はハイブリッド無しでどのように対応するのでしょうか?
2代目イヴォークは、意外と短命なモデルになるかもしれません。