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高効率な燃料電池の実現へ前進、実用サイズの新型セルを新開発
産総研はNEDO事業でプロトン導電性セラミックを用いた実用サイズの
燃料電池セル(PCFC)の作製に成功。これにより理論的には全ての発電
デバイスを超える発電効率75%が可能になり、高効率な燃料電池の実現に
寄与する成果としている。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1807/07/news016.html

効率70%超えのSOFCは理論検証段階だけど、こっちのPCFCはすでに実証段階に
あるようだ。効率は75%、現状SOFCの60%より2割増し以上で低温動作でも
高効率を維持して自動車適用にも優位性がある模様。SOFC同様、熱衝撃に
耐えられるチューブ構造にする事で高速起動が可能になり、自動車適用が
実現出来るだろう。FCVにこのPCFCを積めば、航続距離は2倍近くまで
伸びる。クラリティの航続距離は750qから1500qへ。実際にはそこまでの
航続距離は必要ないので航続距離そのままで水素タンクが半分近くに
なるだろう。燃費性能も伸びる。

この技術だけに留まらず水素、燃料電池関連の技術進歩は日進月歩の勢いで
まだまだ伸びが止まりそうにない。進化速度がバッテリー技術の比ではないし、
このまま行くとコストパフォーマンスでガソリン車を上回る未来さえ視野に
入ってくる。