>>622
熱可塑性CFRP、軽量化素材の新たな選択肢
アルミや高張力鋼板を脅かす。熱可塑性CFRPが、世界で初めて量産車に
本格採用された。鋼板と同等の生産性を実現。約1分の成形時間で
造れるようにした。強度で高張力鋼板を追い抜く。
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00389/?P=1

従来高価で自動車部品への採用も一部高級車に限られたCFRP素材も
量産技術の革新によって鋼板並みの低価格が現実の物となって来た。
軽量で高強度を誇るCFRPは、超高圧の水素タンクの主原料でもあり、
FCV高価格化の2大要因の一つでもあった。それが鋼板並みの価格で
出来るとどうなるか。つまりFCVがHV車並みの価格で出来るように
なるって事だ。もう一方の高価格化要因であるFCスタックも高価な
白金使用量は後数年内にも数グラム圏まで減少する勢い。このように
FCVの高価格化要因は今後数年から10年前後でほとんど解決されて
しまうと見られている。ここ最近、ほとんど技術革新の進んでない
EVバッテリーとは偉い違いだ。後は金属空気電池で大発見でもない限り、
近年の技術革新が実用化する10年後以降のFCV優勢は覆らない情勢だな。