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25年までの車のトレンド「FCV」首位浮上 KPMG調査

 国際会計事務所のKPMGインターナショナルは10日、
2018年の自動車業界調査をまとめた。業界幹部へのアンケートで、
「25年までに極めて重要になる」領域として「燃料電池車(FCV)」
との回答が52%を占め、昨年調査の3位から首位に浮上した。
電気自動車(EV)の市場投入が進む一方、長距離移動に適する
とされるFCVへの関心も高まっている。

 調査は17年の9〜10月に世界の自動車メーカーやサプライヤー、
販売店といった企業の幹部にアンケート形式で実施。日本からの
50人を含む907人から回答を得た。

 昨年首位だった「EV」は49%とわずかに前年を下回り3位、
「コネクテッド技術」が50%で2位だった。FCVは16年調査の
5位から毎年順位をあげている。日本での回答率は70%と、前年の
51%から大きく上昇した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2551056010012018TI1000/