また、ホンダ 代表取締役 副社長 執行役員の倉石誠司氏は「ホンダは、さま
ざまな電動化技術を開発、推進することで、化石燃料への依存を減らし、持続
可能な社会の実現を目指している。2030年をめどに、四輪車の世界販売台数の
3分の2を、ゼロエミッションビークルの燃料電池車や電気自動車ならびにプラ
グインハイブリッド車やハイブリッド車といった電動化技術を搭載した機種に
置き換えることを目指す。中でも水素と燃料電池車は、社会のエネルギーシス
テムの中核をなす可能性を秘めている。燃料電池車技術を開発するリーディング
カンパニーの1つとして、ホンダは、世界中で水素社会を発展させる取り組みを
強化したいと考えている。このたびの水素協議会の発足を通じて、製造業、エネ
ルギーの世界的リーディングカンパニーが協力することで、この取り組みが加速
されると信じている」とコメントした。

 川崎重工業も「水素、ヘリウム、天然ガスなどの液化ガスの極低温技術につい
て50年以上の歴史を有しており、水素を安全に、安定的に、そして経済的に取り
扱い、大量の水素を世の中で利活用できるようにすることを目指す。2020年に
は、日豪間の船舶による液化水素の大規模かつ長距離の輸送の実証を始める」
と表明している。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1701/19/news043.html