信州大
新触媒開発 燃料電池白金量、10分の1に /長野

 燃料電池に使われる白金の量を従来の10分の1以下に減らす薄い板状の
新触媒を信州大繊維学部(上田市)の杉本渉教授(46)=材料化学=の研
究室が開発した。今月10日、オランダの触媒専門誌に掲載した論文で発表
し、信大は「新しい触媒によって燃料電池車(FCV)の低価格化が実現す
れば、低炭素社会の実現に向けた大きな一歩になる」と期待している。

http://mainichi.jp/articles/20161222/ddl/k20/100/089000c