国の特別天然記念物タンチョウを空気銃で撃ち死なせたとして、北海道警が種の保存法違反などの疑いで池田町の農家の60代男性を書類送検したことが4日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は1日付。

 書類送検容疑は、6月5日午前、所有する同町の畑でタンチョウ1羽を空気銃で撃った疑い。

 取材に応じた男性によると、所有する畑に入ろうとしたタンチョウを威嚇するため空気銃を5発発砲。近くで1羽が倒れているのを見つけ、警察に連絡した。捜査関係者によると、2発が羽などに命中していた。