【AFP=時事】米魚類野生生物局(FWS)は29日、「Lord God Bird(神の鳥)」の愛称で知られる世界最大級のキツツキを含む23種の絶滅を発表した。

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 FWSは、政府の研究者が発見を断念したことから、鳥類、イガイ、魚類、植物、オオコウモリ計23種を、「絶滅の危機にひんする種の保存に関する法律(Endangered Species Act)」(種の保存法)の対象から外すことを提案した。

 この中でおそらく最も有名なのは、世界最大級のキツツキで、鮮やかな白黒の羽毛ととがった羽冠、レモンイエローの目を特徴とするハシジロキツツキだ。

 この数十年間、米国南東部で何度か未確認の目撃情報があるが、1940年代を最後に生息を示す確かな証拠が確認されておらず、野鳥の観察者にとっては何としてでも見つけ出したい聖杯のような存在になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e60479b1d691572e56ad866b621de25d45039c6