新聞協会賞
日経新聞社が応募した「駐中国大使に丹羽氏 異例の民間人」(下記参照)は選ばれませんでしたが、
経営・業務部門で3月23日に創刊した「日経電子版」が受賞しました。(2010,9,3)


「日刊ゲンダイ」後追い記事
新聞協会賞応募作に社長賞   週刊朝日 8月6日号に掲載

(下段掲載の)週刊新潮誌が伝えるように日経の『日刊ゲンダイ』の後追い記事に、
今度はその応募作に”ハク付け”するためか、社長賞を与えています。
「正直、今年は目ぼしいスクープは無かったのに、ある幹部が、成果がほしくて焦った結果だという話があります」(日経中堅社員の話)


日経の「新聞協会賞」応募作を痛烈に批判    週刊新潮7月29日号
週刊新潮7月29日号は今年度の「新聞協会賞」応募作で「NHK」と「日経新聞」からの自薦作は「スクープの“押し売り”同然で、
世間に恥をかく代物」と酷評しています。

「NHK」の応募作はともかく、日経はニュース部門に6月6日付朝刊の「駐中国大使に丹羽氏 異例の民間人」を応募。
伊藤忠商事・相談役の丹羽宇一郎氏が中国大使に起用された―とする人事特報ですが、
これは夕刊紙『日刊デンダイ』が、既に5月15日付の紙面で“丹羽氏を中国大使に起用へ”との記事を掲載しています。
とてもスクープなどと賞賛されるものではありません。

もう1点は6月6日付朝刊1面の「鳩山氏の“親指ポーズ”」写真。
これも他紙に同様の写真が掲載されており、テレビでも散々放映されたもので、
「日経だけが撮影に成功したわけでない」としています。

 「記者クラブ加盟社をはじめとする特定のメディアだけに取材が許されている空間。つまり、日経は自分たちの特権を利用して撮った写真を手柄だと主張している。
そんなものに、価値があるとは思えません」(青山学院大学法学部・大石泰彦教授)  <内容は週刊新潮7月29日号参照>