森へ行くと油蝉が鳴いていた、猛暑日の厳しい日差しを木々が遮り
木漏れ日が樹木の足跡のようにぽっかりと陽だまりを作っている
蝉の鳴き声と風の音以外は何も聞こえない、水彩画のような風景がただ広がり
静な音楽の流れる美術館にでもいるような気分にさせる、風に溶ける音は
内緒の場所への暗号文、汗を流し木立の奥へと進んでいくと秘密の香りが漂ってくる
季節はもう夏なのだなあ、誰にも内緒と言われた秘密の場所へと近付いていくのが分かる
さて、何が待ち受けているのだろうか?切り貼りされた秘密の扉は開いているのだろうか?
美しい時間が過ぎている、今なら宇宙の神秘のすべてがここにあると言っても信じられそうだ
時よ止まれ、汝はとても美しい!そう呟いた矢先雄同士の濃厚な叫び声が聞こえてきた
秘密の場所で秘密の交合、神々しいまでの野郎の神秘、チンポキンカン玉すだれ
股の玉々にキンカン塗ってスゥーと菊門クールダウン、ホットなベットがクールダウン
祇園の祭りの囃子、お神酒上げて山車あげて、これが日本の夏だと六尺締めて
締めるは喉尺、喉輪締、ここは秘密の場所、男の園、上野駅宇都宮線十三番ホーム
ハッテン男子便所へと続く道