ちょっとした実験のお話を。シンクロニシティを自分本位のカオスに変えてゆくお話。
つまり、サイコパス的なお話でもある。監視している霊が急にスケジュールの変更を
してくれる瞬間を味わう為に。

自分の周囲の人間に(出来れば、縁をすぐ切る予定のつもりだった人間がよい)
いつもの自分のバイオリズム通りに受け答えするのではなく、標的になった人に対して
唐突に感情的になったり、買い物をいろいろと付き合わせたり、相手が面倒だと思う
ような態度をとってみてほしい。本来は一度で充分。二度行えば確実だろう。

必ず、相手の口調が変わる。そして標的にされた人間だけではなく、その場面を見て
いなかった人間も口調が変わって来る。この変化で感じ取れる部分は大きい。これは、
人間が相手の動きによって対応を変えようとしたのではなく、霊が監視している為、
自分と会う機会が出てくる人間の言葉が変化してゆくものである。もしも、これが、
霊による監視ではなく、会話をした人間が随時、対応を変化させるものであるならば、
会話に付き合った人間だけが口調を変化させるのだが、まだ、会話していない人間も
タイミングを合わせるかのように気を遣い出したり、自分に対してムキになってくる。

この確認が取れた後のこちらの対応は同じように変化球を与え続けず、様子見をする、
ということである。この<自分の性格ではない顔を見せる>行為と<自分の素顔>の
組合わせは短命であったはずのものを長生きさせるものだと感じている。これにより、
何が手に入るか?と云えば、いつも自分のペースで話をすることができる、という事
であろう。