光の中ばかりで暮らしておれば光の有難さは分かりません。

光明が有難く思われるのは暗闇の中で苦しめばこそです。
こちらの世界で幸せが味わえる資格を身につけるためには、そちらの世界での苦労を十分に体験しなければなりません。

果たすべき義務を中途で投げ出してこちらへ来た者は、こちらで用意している喜びを味わうことはできません。少なくとも永続的な幸せは得られません。