10日行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、防衛大臣に無派閥の浜田靖一氏を起用する意向を固めました。浜田氏は、2回目の防衛大臣となります。
浜田氏は衆議院千葉12区選出の当選10回で66歳。無派閥です。

父親の浜田幸一・元衆議院議員の秘書などを経て、岸田総理大臣と同じ平成5年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに、自民党の国会対策委員長のほか、防衛庁の副長官や衆議院安全保障委員長、麻生内閣で防衛大臣を務め、安全保障分野を中心に取り組んできました。

岸田総理大臣としては、ウクライナ情勢や米中対立など厳しい安全保障環境の中、浜田氏の安全保障の知見を生かし年末に控える「国家安全保障戦略」など安全保障関連の3つの文書の改定に向けた与党側との調整を円滑に進めるねらいがあるものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220809/k10013762541000.html