沖縄県知事選に自民党からの立候補を予定している前宜野湾市長の佐喜真淳氏は27日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の会合への出席に関し「旧統一教会だという認識はなかった」との声明を発表した。自身は旧統一教会の信者や会員ではなく「政治活動に対し寄付を受けたことはない」と説明。その上で「旧統一教会との関係をめぐり、誤解を招くような経緯があったことについては深く反省している」と陳謝した。

 佐喜真氏は、2019年9月に台湾を訪問し、同連合の関連団体「世界平和大使協議会」の催しに参加したとされる。佐喜真氏は、台湾での催しの参加に関し「先輩議員などからの誘いで、台湾の桃園市当局、監察院などの行政機関や国会の訪問などを目的として、国際NGOであるUPF(天宙平和連合)の平和大使協議会の視察に参加した」と説明した。

 県内で同協議会の行事へ参加したことに関し「支援者や先輩議員などに誘われて数回お付き合いをしたことはある」と認めた。その上で「旧統一教会の宗教行事であるとの認識はなかった」と重ねて説明した。
 (池田哲平)

琉球新報
7/28(木) 10:47
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