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2022年5月19日 しんぶん赤旗 二面(政治)
米などへ「攻撃着手」で敵基地攻撃が可能に / 政府答弁書

>  政府は17日の閣議で、日本が武力攻撃を受けていなくても、安保法制に基づく「存立危機事態」の要件を満たせば、
> 米国など同盟国への「攻撃着手」があった時点で、敵基地攻撃は可能だとする答弁書を決定しました。
> 立憲民主党の長妻昭議員の質問主意書に対する答弁書。
>  「存立危機事態」とは日本が攻撃を受けていなくても、同盟国への攻撃を自国への攻撃とみなす集団的自衛権の発動案件です。
> 答弁書は、「誘導弾等の基地をたたくなどの他国の領域における武力行動」(敵基地攻撃)も、「自衛権発動の三要件」に
> 該当すれば憲法上可能だとした上で、安保法制に基づく「限定的な集団的自衛権の行使」でも、その考え方は「そのまま当てはまる」と明記。
> その上で、存立危機事態の要件である「日本と密接な関係のある他国に対する武力攻撃の発生」の時点には「着手」も含まれるとしました。
>  着手の判断基準については「個別具体的な状況に即して」とするだけで、現実に同盟国に対する武力攻撃が発生していなくても、
> 自衛隊が他国を攻撃する可能性を認めました。