五輪組織委・遠藤副会長インタビュー「徹底した感染対策で安全な大会可能」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/tokyo2020/news/210523/tko2105230005-n1.html

2021.5.23 21:12

新型コロナウイルスの感染が収束しない中、東京五輪・パラリンピックは安全に開くことができるのか。大会組織委員会副会長の遠藤利明元五輪相は産経新聞のインタビューで、コロナの治療にあたる医療従事者を現場から引きはがさずに感染対策を徹底することで「安全・安心な大会を開くことは可能だ」と訴えた。

--開催を不安視し、中止を求める声が多い

「これだけ感染が拡大している中で『五輪・パラリンピックをやっていいのか』という不安が募るのは当然だ。安全・安心な大会を実現するため、私たちは国や東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、それぞれの国際競技連盟(IF)と連絡を取り合いながら、感染対策を丁寧に進めている」

--具体的には

「来日する選手や関係者は、出国の96時間以内に2度のPCR検査などを行い、陰性証明書の提出を求める。さらに入国直後だけでなく、選手村や宿泊先に入る際、滞在中まで含めて検査を徹底し、日本の人々と接触や交わらない手はずも整える。公共交通機関の利用は禁じ、選手村や宿泊先からの外出は、自身が提出した活動計画に記載されたものに限定する。違反すれば日本滞在に必要となる大会の参加資格剥奪(はくだつ)もありうる」

--海外から訪日する数万人規模の報道陣が、感染を広めるとの懸念がある

「大会に合わせて来日する海外メディアは、街なかでの取材は認めない。宿泊先と競技に関係する施設以外での活動は、行動計画で認めたものに限定する。宿泊先は組織委などが用意したホテルに限定し、一棟やフロアの貸切など、管理できるようにする。食事もホテルの部屋でのルームサービスやデリバリーを用意する。宿泊先の管理も徹底し、一般利用者との接触を避ける。公共交通機関の利用も禁じ、専用バスや貸切車両での移動とする。地方で競技が開かれる際は、他の乗客と間隔を空けたような、組織委が指定した新幹線や飛行機で移動してもらう」

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。