IR(カジノを含む統合型リゾート)事業を巡る贈収賄事件で起訴された衆議院議員・秋元司被告(49)の裁判で、中国企業の元顧問が「秋元先生にようかんと一緒に300万円を渡した」と証言しました。

 IR担当の副大臣だった秋元被告は、中国企業側から総額約760万円相当の賄賂を受け取ったほか、関係者に裁判で偽証するよう依頼した罪に問われ、無罪を主張しています。

 8日の裁判には、すでに贈賄罪で有罪が確定した中国企業の元顧問が出廷し、「議員会館の事務所で秋元先生にようかんと一緒に300万円を陣中見舞いの名目で渡した」「IR事業で日本への参入の後押しをしてほしかった」と証言しました。

 また、別の会社役員らから裁判で嘘の証言をするよう頼まれたことなども証言しました。

 秋元被告は、腕を組んだままじっと元顧問の顔を見ていました。

テレ朝news
2021/04/08 12:09
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212334.html