自民党青年局の男性衆院議員3人が8日、妊娠7カ月に相当する重さ7.3キロの妊婦体験ジャケットを身に着けて生活する取り組みを始めた。妊婦が抱える不安や苦労に寄り添い、今後の政策づくりに生かす狙い。9日までの2日間、議員活動のほか掃除や買い物にチャレンジする。初日から「息も絶え絶えだ」などの感想が漏れた。

 2人の子を持つ鈴木憲和議員は「立つだけできつい。妊娠、出産をする妻の姿を横から見ていたが、こんなに重いのかと感じた」と額に汗を浮かべた。

 子育て経験のない小倉将信議員は「重さに加えて、つわりや体の痛み、精神的な不安定さも含めて妊婦は大変だ」と語った。

共同通信
2021/4/8 17:29
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