今月21日に期限を迎える1都3県の緊急事態宣言について、共産党は、現在の感染状況が続くのであれば、21日の解除に反対する立場を表明しました。

 「日本共産党としては、このまま感染の下げ止まりが続くのであれば、21日に緊急事態宣言を解除することには、これは反対です」(共産党 小池晃書記局長)

 共産党の小池書記局長は15日の会見で、「新規感染者の数は東京では下げ止まりどころか、増加傾向が出ている」と指摘。全国的には変異ウイルスの比率も高まっていることから、「いま緊急事態宣言を解除する理由はない」と述べ、今月21日の解除には反対を表明しました。

 そのうえで政府に対し、新型コロナを封じ込めるための大規模な検査や、事業・雇用を維持するための補償と支援が必要だとあらためて求めました。

TBS NEWS
15日 19時12分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4222582.htm