公明党の山口那津男代表は9日の記者会見で、総務省幹部が接待を受けた問題について「身内の調査ではなく、第三者の公正な視点を入れた上で、信頼性のある調査を行うことが重要だ」と述べた。問題を巡っては国会答弁や調査結果が覆ることが相次いでおり、山口氏は「調査の質も疑われるし、行政全体の信頼性も損なう」と苦言を呈し、「厳しく反省して取り組み直してもらいたい」と語った。

 山口氏はまた、緊急事態宣言の延長を巡り、国と小池百合子東京都知事との不協和音が取り沙汰されたことについて「しっかり連携をしてもらいたい」と強い口調で述べた。【木下訓明】

毎日新聞
2021/3/9 17:01
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