来月で、福島原発事故から10年が経つ。

 原因究明も中途半端なのに、避難民は支援金を打ち切られ、20ミリシーベルト以下の汚染地へ、帰郷せよと迫られている。国際基準の数値は、1ミリシーベルト以下だというのにだ。

 メルトスルーして地下に潜り込んだデブリは放置されたままだし、汚染水も流れっ放し。

 たまる一方の核廃棄物にしても、処分する方法も場所も未定だ。

 原発は「安全」「安価」の2本柱で推進されてきたが、今ではどちらも真っ赤なウソだと証明されている。ついでに、3つ目のウソも付け加えれば、「原発がないと電力が足りない」というデマだ。これは電力需要量と供給量のグラフを見れば一目瞭然。電力はいつも、原発の発電量分だけ余ってきた。

 それでも原発にしがみつき、再稼働を策謀するグループがいる。論理性、科学性を無視して突進する姿は、トランプ支持のカルト宗教団体のようだ。

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