旅行に行かなくなったら破綻してしまうような経済は
まともな経済とはいえません。

裏を返せば、政治的なコネのある学会員でさえ
インバウンドでしか稼げないような、
そういう国になってしまっているということです。


日本企業は、
企業の損失補てんや、株主への配当を増やすために、
製造工程を可能な限り海外に移転させてきました。

これによって、労働市場のバランスが崩れてしまったんです。

そしてその"上がり"を中国から受け取っているのが、
大企業と、旅行業界なんですよ。



貿易の収支でアンバランスになっているというのは
胡錦濤政権の頃からいわれていたことですが、
習近平政権になってからインバウンドが急増したのは、
菅さんが主導して、話をつけてきたからなんです。

決してこれは自然とこうなったわけではないんです。


少し説明をしておくと、
入国時の検査の緩和は、技能実習生、
これが農業のほうで、
菅さんの政策のもう一つの目玉が、
観光なんですよ。

つまり、この2つを強行したことで、  
今回、感染が拡大してしまった
ということなんです。