ANAホールディングスが日本政策投資銀行などと5000億円規模の資金調達に向けて協議を始めたことがわかりました。

 ANAホールディングスは新型コロナウイルスの影響で利用客が激減し、先月、過去最大となる1590億円の営業赤字へ転落しました。

 感染拡大の収束が見通せず、事態の長期化も懸念されることなどから、ANAは日本政策投資銀行やメガバンクなどと5000億円規模の資金調達に向けて協議を始めたことがわかりました。資金調達には、「劣後ローン」と呼ばれる返済の優先順位が低い代わりに金利が高くなる制度の利用を検討していて、ANAは悪化する財務基盤の改善を図りたい考えです。

TBS NEWS
14日 0時15分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4052915.htm