東京都千代田区の石川雅己区長が区議会による自身への刑事告発議決を理由として提出した議会解散の通知について、東京地裁は7日、効力を停止する決定をした。区議会側が区長側への対抗措置として地裁の判断を求めていた。

決定は告発の議決について、地方自治法上で解散の前提となっている不信任議決と同一とはいえないと判断。石川区長側の主張を退けた。

区議会は石川区長が家族とマンションを購入した際に事業者から優遇措置を受けた可能性を指摘し、今年3月に地方自治法100条に基づく委員会での調査を決定。区長による偽証や証言拒否があったとして7月27日の臨時会で刑事告発を議決した。

14:58 共同通信
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