2020年6月23日、沖縄で自称・経営コンサルタントの “ある男” が「労働基準法違反」の疑いで逮捕された。男の名は、山根真一容疑者(50)。

「半グレ」という “裏の顔” をもつ山根容疑者は、2019年4月の「桜を見る会」に出席。安倍昭恵夫人と冒頭の2ショット写真を撮影し、 “営業ツール” として取引先や半グレ仲間にバラまいていたことを、本誌が2019年12月24日号で報じた。

 今回の逮捕容疑の詳細は、こうだ。2019年9月10日から10月20日ごろ、山根容疑者は、自身が経営する沖縄県石垣市美崎町の飲食店で、30代男性従業員の退職の申し出に対し、脅迫して労働を強制。関係者からの相談で、その事実が発覚した。

 石垣島で飲食店やマリンスポーツのビジネスを手がけていた山根容疑者は、以前にも、傷害容疑や恐喝容疑などで逮捕歴があった。ある地元の飲食店経営者は、困惑気味にこう話す。

「山根容疑者が数年前に石垣島に来てから、キャバクラや居酒屋などを始めたんです。でも、他店に乗っ取りをかけたり、派手な客引きをするなど、地元では問題になっていたのです。治安が悪化して、このままでは観光客がだれも来なくなると心配していました。

 警察と相談して、飲食店街の浄化キャンペーンをやったこともあります。今回は、山根容疑者以外の関係者も逮捕されています。ただ彼のお店は、まだそのままなので、予断を許さない状況が続きますね」

 2019年11月ごろから、税金の私的利用疑惑が相次いで発覚、半社会勢力が招待されていたことも判明して、政界にも大波乱を呼んだ「桜を見る会」。安倍晋三首相夫妻への疑念が “浄化” される日は来るのか。

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2020.07.07 18:21
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