日本の新型コロナウイルスによる死者の数が諸外国と比べて少ないのは「国民の民度のレベルが違うから」。麻生財務大臣が国会で答弁です。

 麻生大臣の発言があったのは参議院の財政金融委員会で、日本の新型コロナウイルスによる死者の数が他の先進国と比べて少ないことを挙げ、次のように述べました。

 「『なんかお前らだけ薬持ってんのか』ってよく電話かかってきたとき、よく言われたもんでしたけども、私どもとしてはそういった人たちの質問には『おたくとは、うちの国とは“国民の民度のレベルが違うんだ”』といつも言ってやると、皆絶句して黙るんですけども」(麻生太郎 財務相)

 麻生大臣はこのように述べた上で、日本の死者数が少なかったのは“日本が島国のため連帯意識が強く、政府の要請に対して国民が協調してくれた結果だ”との考えを示しました。その上で、「暴動も起きず結果として良かった」としましたが、麻生氏の発言は、日本と比べて他国の国民性を軽んじていると受け取られる可能性もあります。

TBS NEWS
4日 17時52分
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