立憲民主党など野党4党の党首は13日、国家公務員法改正案への対応を巡り国会内で会談した。検察官の定年延長特例が除外されなければ、衆院内閣委員会での採決を認めない方針で一致した。週内の衆院通過を目指す与党は、13日中の委員会採決を見送った上で、野党の退席により中断した審議の再開に向けて折衝を続けた。

 立民などでつくる野党会派は、改正案から検察幹部の定年を特例で延長する規定などを削除する修正案を与党に示している。立民の枝野幸男代表は会談後、記者団に「提案を一顧だにせず、強引に推し進めようとすることは断固容認できない」と強調した。

共同通信
2020/5/13 15:54 (JST)
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